研究職を目指す中で、ガクチカがないことをどう克服すれば良いでしょうか?|「ガクチカ」の相談
2027年3月に大学(学士)を卒業予定
24歳 男性
相談日: 2025年10月15日
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1人のサポーターが回答
相談・質問の内容|研究職を目指す中で、ガクチカがないことをどう克服すれば良いでしょうか?
志望業界: 機械系全般(輸送機械・総合機械・エネルギーインフラなど)
志望職種: 研究職・技術職
どんな観点でどんなサポートをしてほしいか:
ガクチカと呼べる経験がなく不安です。研究以外で何か取り組むべきだったのか、また今からできることがあるのか、具体的にアドバイスをいただきたいです。
詳しい相談内容:
機械系学科の学部3年生です。
相談内容は、「ガクチカと言える活動を全くしてこなかったが、何かしておくべきだったのか。また、今から取り組むとすればどのようなことが有効か」という点です。
私は大学院進学を希望しており、「4年生から研究に打ち込めば大丈夫だろう」と考えていました。しかし、今年就職したばかりの兄(文系出身)から「理系の同僚には研究一本の学生は少ないぞ。みんなロボコンや学外活動などで成果を出しているけど、お前なんもせんで大丈夫なんか?」と言われ、焦りを感じています。兄の勤める企業(メーカー)は日立やソニーといった超一流というわけではないのにその状況だと聞き、周囲との差を痛感しました。
学業は中の上程度、サークルはあまり参加できておらず、アルバイトは塾講師をしていますが特別な成果を出したわけでもありません。現時点では、TOEIC800点台前半を取得し、研究室での活動に向けて自主学習を進めている状況です。(うちの周りは学部で就職すると決めている少数の友人を除いて皆ガクチカとできそうな活動をしていなくて、そういうことをするという発想が全くなかったんです…)
そこでお伺いしたいのは、
1. 現時点(学部3年・研究室配属直後)でこのような状況は就職活動上で不利なのでしょうか。
2. もし挽回するなら、どのような活動・観点を重視して今後行動すべきでしょうか。
の2点です。
一応、研究においてもしかすると用いるかもしれないと思い、統計検定やIT系資格(基本情報技術者試験?)を取ってみようかなと思い勉強を進めてはいますが、流石にこれではガクチカにも何にもなりませんよね…
長文になってしまい恐縮ですが、アドバイスをいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
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回答タイムライン(1)
研究職を目指す中で、ガクチカがないことをどう克服すれば良いでしょうか?
研究職を目指す中で、ガクチカがないことをどう克服すれば良いでしょうか?
- 金岡潤一回答日: 2025年10月16日ご相談いただきありがとうございます! ES添削のご依頼ですね。 内容を拝見しましたが、質問者様はご自身を客観的に見つめ、将来に向けて真剣に考えていることが伝わってきました! 「ガクチカがない」と焦っているかもしれませんが、理系院生にとっての評価軸は文系学生とは異なるため、過度に心配する必要はありませんよ! 一方で、面接官(特に技術系の人事担当者)へのアピールを強化し、研究以外でも活躍できるポテンシャルを示す余地は十分にあります。 ESをより魅力的にし、不安を解消する上で、以下の点をチェックいただけると、より面接官の心をグッと掴める内容になります! 1. 現時点の状況(学部3年・研究室配属直後)は不利ではない! まず、現時点の状況が就職活動で決定的に不利になるかと言えば、答えは「NO」です!理系、特に院生の採用においては、以下の点が重要視されます。 院生の方にとっては、研究活動こそが最大のガクチカです! 機械系の研究職・技術職を目指す場合、面接官が最も知りたいのは、「質問者様が研究テーマにどう向き合い、試行錯誤し、結果を出したか」というプロセスです。学部3年のうちは、むしろ研究に対する準備をどれだけしているかが評価されます。自主学習を進めているのは、その点で非常にポジティブな要素です! TOEIC 800点台は大きなアドバンテージです! グローバルに展開する機械系企業において、TOEIC 800点台前半は十分に高いスコアであり、「自律的に目標を達成する能力」と「専門分野で海外の情報を取り入れ、発信する基礎力」として高く評価されます! f 2. 今後の挽回とアピール強化のために取り組むべき点! 周囲との差を痛感しているからこそ、今から「研究+α」として戦略的に行動しましょう!挽回するために、以下の活動・観点を重視してください。 ・「研究への本気度」を示すための早期のアウトプット! 研究室での活動が始まりますから、まずは研究で小さな成果を出すことに集中しましょう!例えば、「研究テーマの背景を独自に調査し、教授に提案した」や、「研究に必要なプログラミングスキルを夏休み中に習得した」など、「主体性」と「技術への熱意」を示す行動を意識的に行ってください。 ・アルバイト経験を「課題解決能力」に転換する! 「特別な成果を出したわけではない」と考えている塾講師のアルバイトでも、切り口を変えれば立派なガクチカになります! (例:「生徒の成績が伸びない原因を分析し、教材や指導方法を工夫した」) これは、技術者が直面する「目の前の問題を分析し、仮説検証を通じて解決策を見つけ出す」プロセスと全く同じです! ・IT系資格の勉強を「技術的な関心」として活かす! 統計検定や基本情報技術者試験は、ガクチカそのものではありませんが、「機械学習やデータ解析が必須となる未来の技術職を見据えている」という強力なメッセージになります!「研究でより深い分析をするために、自ら統計を学んだ」など、志望職種との関連性を持たせて話せば、単なる資格ではない、戦略的な学習姿勢として評価されます!ただし、あくまで優先度は前述のものには劣るので、余裕があれば行う、といったレベルの方がいいかと思われます! ・技術的な「課外活動」の再検討! 確かに「ロボコンや学外活動」は、今から始めるのは時間的に難しいかもしれません。しかし、大学内の「〇〇研究会」や「有志による勉強会」に参加したり、オープンソースプロジェクトに少しでも関わったりと、「チームで何か技術的なものを作り上げた経験」を短期間で得ることは可能です! ぜひご参考までにご確認をいただけますと幸いです! 上記の内容を反映できれば、質問者様の持つ高いTOEICスコアと研究への真摯な姿勢が、他候補者との一層の差別化につながります! 自信を持って就職活動に臨んでください。応援しています! ご不明点・ご質問などがあればぜひご相談ください!