転職活動中の不安を解消するために、エージェントを利用すべきでしょうか?|「その他」の相談
2020年3月に大学院(修士)を卒業
30歳 性別未回答
相談日: 2025年10月9日
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1人のサポーターが回答
相談・質問の内容|転職活動中の不安を解消するために、エージェントを利用すべきでしょうか?
いつも楽しく動画を視聴しております。
D.Kと申します。
以下、相談内容の経緯となります。
長文になりますが読んでいただけると助かります。
私は先日、9月30日をもって前職を退職し現在転職活動をしております。
大学院卒業後、すぐに就職できなかった事もあり在籍中から転職活動をしておりました。
8月初旬に面接で給料面や入社日を相談したうえ取締役の方から内定の確約をいただくことができました。
初めての転職活動だったため口頭での内定確約が怖く、正式な内定通知がいつ頃もらえるか、10月1日入社ができるかどうか等を質問させていただきました。その際は「心配しなくても丈夫ですよ」と優しく答えていただき、安心したので一旦そこで転職活動を切り上げ入社に向けて生活環境を整える方向にしました。
しかしながら、2週間たっても内定通知が届かず心配になり再度メールで選考結果をお聞きしました。
メールの返信がなかったため面接していただいた取締役の方に直接電話したところ「返信できなかった事の謝罪と社内で業務内容をもんでいること、心配しなくても大丈夫なこと」を再確認し安心させていただきました。
親会社が2000人を超える企業である点や新規事業として設立した会社である点、両方の取締役である点から忙しいのだろうと思い気長に待つことにしました。
その後、9月中旬になり退職日が近づいても内定通知がこないため再度メールで問い合わせるも返信がなく再度電話させていただく形となりました。その際はどうも体調を崩していたらしく体調が回復し次第電話をいただく形となったのですが一週間たっても連絡がありませんでした。
選考の状況が不透明な点や10月から無職になってしまう点を考え9月23日に電話したところ「社内で問題が起きた事や現状希望職種で内定がむずかしい事、対応可能な業務がわからない事」を聞かされました。また「正社員ではなく時給制のバイトから始めないか」と打診を受ける形となってしまいました。応募内容と大きく違うため了承できない旨を伝えましたが、9月26日に再度役員会があるためそこで提案し結果が出次第連絡してもらう方向になったのですが以前連絡が来ていません。
面接時に定休日にもかかわらず社内を見学させていただいた点や
現状、並行して転職活動を行っておりますが同種の職種がすくなくまた想定外の無職期間ができてしまい不安に駆られています。
長くなりましたが以下が相談内容となります。
1 転職エージェントを使っていない場合、日常的にこういった事象は起こるのでしょうか。
2 このような状態でも内定をもらうことができる方法論があるのでしょうか。
3 もし内定をもらえたとして入社しないほうが良いのでしょうか
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回答タイムライン(1)
転職活動中の不安を解消するために、エージェントを利用すべきでしょうか?
転職活動中の不安を解消するために、エージェントを利用すべきでしょうか?
- 金岡潤一回答日: 2025年10月10日ご相談いただきありがとうございます! まずは、口頭での内定確約から状況が不透明になり、不安な気持ちでいらっしゃること、心よりお見舞い申し上げます。長文の内容、拝見しました。非常に辛い状況だと思いますが、質問者様は冷静に状況を分析し、行動に移されていますね。 現在の状況について、質問者様が抱えている3つの疑問について、キャリアアドバイザーの視点から正直にお答えします。 1. 転職エージェントを使っていない場合、日常的にこういった事象は起こるのでしょうか。 結論から言うと、「日常的ではないが、特にベンチャーや新規事業立ち上げの企業では起こり得る、イレギュラーな事象」です。 口頭確約の曖昧さ: 大手企業や採用に慣れた企業では、内定確約は必ず「内定通知書」または「採用条件通知書」の発行をもって正式なものとします。口頭確約は、人事や取締役が質問者様を高く評価していた証拠ではありますが、「最終承認」が下りていない可能性があります。 社内の混乱の可能性: 「社内で問題が起きた」「業務内容をもんでいる」「現状希望職種で内定が難しい」といった発言から、組織体制や事業計画が急激に変化している可能性が高いです。特に親会社が大きく、新規事業として立ち上がった会社の場合、親会社からの介入や事業計画の変更が急に入ることは少なくありません。 連絡の遅延・不達: 取締役の方の体調不良や多忙もあるかと思いますが、選考結果や重要事項の連絡がこれほど遅延し、催促しても返信がないのは、企業としての誠実性やガバナンス(統制)に大きな問題があると言わざるを得ません。 エージェントの有無について: エージェントが間に入っていれば、エージェントが企業に正式な内定通知書の発行を強く要求しますし、連絡の遅延も解消されることがほとんどです。質問者様が企業と直接やり取りしたからこそ、企業側の不誠実さがダイレクトに出てしまった、という側面があります。 2. このような状態でも内定をもらうことができる方法論があるのでしょうか。 現時点では、「正社員での内定獲得は極めて難しい」と判断せざるを得ません。 「希望職種で内定がむずかしい」という発言は、そのポジション自体が消滅したか、他の方で決定したことを示唆しています。 「正社員ではなく時給制のバイトから始めないか」という打診は、企業側が質問者様を採用する「予算」や「ポスト」を失った、あるいは質問者様への評価が当初の期待値から下がった可能性が高い状況です。 また、役員会での結果連絡を催促しても来ない時点で、質問者様の件が社内で優先度を下げられているか、そもそも結論が出ていない状態と考えられます。 上記を踏まえると、潔く見切りをつけて この企業での転職活動は「終了」と見切りをつけ、気持ちを切り替えて次の活動に注力することが、無職期間を短くする最善の方法です。 もし諦めきれないのであれば、「正社員としての採用は完全に不可能でしょうか。もし不可能であれば、今回の選考は辞退させていただきます」と期限を切って最終確認のメールを送り、返信がなければそこで終了とするのが適切かと思料しております。 ・もし内定をもらえたとして入社しないほうが良いのでしょうか 正社員での内定が今から出たとしても、「入社は慎重に検討すべき」です。時給制バイトであれば「入社しない方が良い」と強くアドバイスします。 背景として、以下の問題があると考えております。 不誠実な対応: 内定確約後の連絡不備や、退職日直前の大幅な条件変更(正社員→時給制)は、倫理的にもガバナンスの面でも問題があります。社員に対しても、同様に不誠実な対応をするリスクが高いです。 不安定な組織体制: 急な職種変更の提案や、役員会での結論がすぐに出ない状況は、組織体制が非常に不安定であることを示しており、入社しても質問者様のキャリアプランが頻繁に覆される可能性があります。 入社後も苦労する可能性: これだけ重要事項の決定が遅れる企業では、業務の意思決定や承認プロセスも遅いことが予想され、入社後の業務で質問者様がストレスを抱える可能性が高いです。 今回の経験は、「書面での内定通知」の重要性を痛感する、非常に教訓的なものだったと思います。 質問者様がこの企業に時間を割いてしまったことは悔やまれますが、「企業を見抜く視点」が養われたと前向きに捉えましょう。 同種の職種が少ないとのことですが、大学院卒の質問者様は、自身の専門性や研究で培った課題解決能力、論理的思考力といった「ポータブルスキル」を持っています。 これらを活かせる職種や業界は必ずあります。 転職エージェントを活用することで、非公開求人へのアクセスや企業との条件交渉、スケジュール管理のサポートを受けることができ、質問者様の不安は大きく軽減されます。 今後は、この経験を教訓に、より誠実で安定した企業に出会えるよう、キャリアアドバイザーとして全力で応援させていただきます。 何か次の活動の不安や、履歴書・職務経歴書の相談などがあれば、遠慮なくお声がけくださいね。 引き続き、頑張りましょう!