丹青社と博報堂プロダクツ、どちらを選ぶべきでしょうか?|「入社後のキャリアプラン」の相談
2026年3月に大学(学士)を卒業予定
21歳 性別未回答
相談日: 2025年7月24日
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1人のサポーターが回答
相談・質問の内容|丹青社と博報堂プロダクツ、どちらを選ぶべきでしょうか?
志望業界:ディスプレイor広告
志望職種:総合職
どんな観点でどんなサポートをしてほしいか:どちらの会社が良いか
詳しい相談内容:
内定先を2社いただいており、丹青社というディスプレイ企業と、博報堂プロダクツという企業です。
実質的第一志望としていた丹青社、朝鮮企業としていた博報堂プロダクツどちらにも内定をいただき迷っております。
丹青社は10回近くイベントに参加をして企業風土や自分の興味のある業界であるものの、営業職のため直接やりたいことには関われない。一方、博報堂プロダクツは自分のやりたいことは若干叶えられるものの、総合企画職としての採用、しかし企業風土はあまり理解できていない。
この場合の助言をいただきたいです。
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回答タイムライン(1)
丹青社と博報堂プロダクツ、どちらを選ぶべきでしょうか?
丹青社と博報堂プロダクツ、どちらを選ぶべきでしょうか?
- Yushi Kishi回答日: 2025年7月24日この度は、丹青社と博報堂プロダクツという、二つの素晴らしい企業からの内定、誠におめでとうございます。 実質的第一志望と挑戦企業の両方から評価されたというのは、質問者様のポテンシャルが非常に高いことの証です。自信を持ってくださいね。 この決断に「唯一の正解」はありません。あるのは、質問者様が「こちらの道の方が、今の自分は納得できる」と思える選択だけです。 そのための判断材料として、それぞれの選択肢が持つ「意味」と「可能性」について、客観的な視点から整理するお手伝いをさせてください。 2つの選択肢を、キャリアの「ルート」として考える 質問者様は今、2つの異なるキャリアの入り口に立っています。 1.「丹青社」を選ぶということ(「人・カルチャー」を重視するルート) こちらは、「誰と、どのような環境で働くか」を最優先する、非常に堅実で、長期的な成功に繋がりやすい選択です。 質問者様は、10回近くイベントに参加し、その企業風土を深く理解されています。これは、何物にも代えがたい大きな財産です。新卒で入社した会社で最も重要なことの一つは、「カルチャーフィット」です。自分が心から「好きだ」と思える環境であれば、困難なことがあっても乗り越えられますし、パフォーマンスも自然と上がります。 懸念されている「営業職」についてですが、ここで一つ視点を変えてみましょう。 丹青社のような空間創造のビジネスにおける「営業」は、単にモノを売る仕事ではありません。それは、クライアントの漠然とした夢や課題を、一番最初に聞き出し、プロジェクトの「0→1」を生み出す、極めてクリエイティブな仕事です。企画やデザインのメンバーは、この営業担当者が掴んできた「想い」を形にする役割を担います。 つまり、質問者様が望む「やりたいこと」の、最も上流工程に携われるのが、実は営業職なのです。 まずはお客様を一番よく知る営業として信頼を勝ち取り、数年後に社内異動で企画やプロデュース職を目指す、というキャリアパスは、非常に現実的で王道です。 2.「博報堂プロダクツ」を選ぶということ(「職務内容」を重視するルート) こちらは、「何をやるか」という、入社直後の業務内容を優先する選択です。 「総合企画職」という職務が、質問者様の「やりたいこと」と近いのであれば、1年目から専門的なスキルや経験を早く積むことができる、という大きなメリットがあります。また、日本を代表する広告グループの一員として、大規模で華やかな仕事に携われるチャンスも多いでしょう。 ただし、質問者様ご自身が懸念されている通り、「企業風土をあまり理解できていない」という点が、最大のリスクです。 どんなに仕事内容が面白くても、もし会社の文化や人の雰囲気が自分と合わなければ、最高のパフォーマンスを発揮することは難しく、精神的にも辛くなってしまう可能性があります。 最終決断のために、今すぐできること この重要な決断を、憶測や不安だけで決めてしまうのは非常にもったいないです。来週までに、以下の行動を取ることを強くお勧めします。 【最重要】博報堂プロダクツの人事担当者に、社員面談を依頼する これは「内定者」に与えられた、正当な権利です。 「内定を頂き心から感謝しております。前向きに検討している中で、入社後のミスマッチを防ぎ、より深く仕事への理解を深めるため、もし可能でしたら、総合企画職でご活躍されている若手の社員の方と、少しだけお話させていただく機会を頂けないでしょうか」 と、丁寧にお願いしてみましょう。実際に働く人の「生の声」を聞くことで、これまで見えなかった企業風土や、仕事のリアルな姿が、一気にクリアになるはずです。 丹青社の「営業職」の仕事を、もう一度見つめ直す 質問者様が参加されたイベントで出会った、丹青社の「営業」の社員の方々は、どんな仕事をしていましたか?彼らの働き方は、質問者様の目にどう映りましたか?「やりたいことには関われない」というのは、もしかしたら、質問者様の思い込みかもしれません。 まとめ この決断は、 ・「大好きな環境で、少し遠回りでも確実に夢に近づく道」(丹青社) ・「夢への近道に見えるが、まだよく知らない環境に飛び込む道」(博報堂プロダクツ) のどちらを選ぶか、ということです。 最後の決め手は、質問者様自身の「心の声」です。 社員面談などを通じて、情報を集めきった上で、「どちらの会社で働く自分の姿が、よりワクワクするか」を想像してみてください。 どちらを選んでも、それは素晴らしいキャリアの始まりです。自信を持って、ご自身が最も納得できる選択をしてください。応援しています。