就活中に納得できる広告業界の企業に出会える可能性はありますか?|「会社・業界・職種選び」の相談
2026年3月に大学(学士)を卒業予定
22歳 男性
相談日: 2025年5月20日
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1人のサポーターが回答
相談・質問の内容|就活中に納得できる広告業界の企業に出会える可能性はありますか?
詳しい相談内容:入社後、不満を抱えながら働くのが怖く、悩んでいます。4月まで広告業界を中心に就活を進めていたのですが、志望した企業にすべて落ちてしまい、現在では他の業界にも視野を広げています。しかし、内定がないのにも関わらず、業務内容、残業時間、収入、福利厚生などすべて納得がいかないと、不満を抱えながら働くことになるのではないかと不安になってしまい、選考に進むことができません。今社会人として働いている人の多くは、これらの不満をどこかで抱えながら、やむを得ず働いているのでしょうか。また、5月になり募集も少なくなるため、このままだと納得のいく会社に就職できないのではないかと焦ってしまいます。そのため、5月以降の就活における気持ちの持ち方についてもアドバイスをいただきたいです。長々と申し訳ございませんが、ご回答いただけると幸いです。
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回答タイムライン(1)
就活中に納得できる広告業界の企業に出会える可能性はありますか?
就活中に納得できる広告業界の企業に出会える可能性はありますか?
- Yushi Kishi回答日: 2025年5月20日ご相談ありがとうございます。 私も同じような経験をしたのでお気持ちとてもよく分かります。志望していた業界で思うような結果が出ず、先の見えない状況で将来への不安が大きくなるのは当然のことです。 特に、入社後の不満を想像してしまい、一歩踏み出すことをためらってしまうお気持ち、痛いほど伝わってきます。 ご相談いただいた内容について、一つひとつお答えさせていただければと思います! ・「業務内容、残業時間、収入、福利厚生などすべて納得がいかないと、不満を抱えながら働くことになるのではないか」に関して。 結論から申し上げますと、残念ながら、これら全てにおいて100%完璧に満足できる会社を見つけることは、非常に難しいかもしれません。 多くの社会人は、何かしらの理想と現実のギャップを感じながらも、その中で自分なりの折り合いを見つけたり、他の要素にやりがいを見出したりしながら働いています。「今社会人として働いている人の多くは、これらの不満をどこかで抱えながら、やむを得ず働いているのでしょうか」というご質問ですが、「やむを得ず」というよりは、「不満な点もあるけれど、それ以上に得られるものがあるから」「不満を解消するために努力しているから」「他の良い面でバランスを取っているから」という方が近いかもしれません! 例えば、業務内容には多少不満があっても、一緒に働く仲間が良い、社会に貢献できている実感がある、スキルアップできる環境がある。 残業が多いと感じる時期があっても、プロジェクトを達成した時の充実感や、それに見合う評価・報酬がある。 収入や福利厚生が理想通りでなくても、会社の将来性や自分の成長機会に魅力を感じている。 このように、多くの社会人は、ネガティブな側面とポジティブな側面を天秤にかけたり、状況を改善しようと努めたりしながら、自分なりの納得感を見つけています。また、企業側も常に完璧ではなく、社員の声を聞きながら労働環境や制度を改善しようと努力している場合も多くあります! 大切なのは、ご自身にとって「絶対に譲れない条件」と「ある程度妥協できる条件」を明確にすることです。 全てを100点満点で求めるのではなく、優先順位をつけてみましょう! 企業説明会やOB/OG訪問、インターンシップなどを通じて、できるだけリアルな情報を集めることです。 その際、良い面だけでなく、大変な面や課題についても質問してみると、より深く企業を理解できます。ただし、ネガティブな情報だけに目を向けるのではなく、多角的に情報を捉えることが重要です。 企業の良いところ、自分のスキルが活かせそうなところ、成長できそうな環境など、ポジティブな側面を探す意識を持つことです。 「納得のいく会社」の定義も、少し柔軟に考えてみると良いかもしれません。最初から100%完璧な会社は稀です。「ここでなら頑張れそうだ」「成長できそうだ」と思える何かを見つけ、入社後に自分自身で納得感を高めていく、あるいは会社をより良くしていくという視点も大切です。 ・「5月になり募集も少なくなるため、このままだと納得のいく会社に就職できないのではないかと焦ってしまいます」というお気持ち、よく理解できます。確かに、大手企業の採用活動が一段落する時期ではありますが、決して選択肢がなくなるわけではありません。 中堅・中小企業や、特定の分野で高い技術力を持つBtoB企業など、優良企業はまだまだたくさんあります。 こうした企業は、大手企業の採用が終わった後に採用活動を本格化させることも少なくありません。 通年採用を行う企業や、夏採用・秋採用を実施する企業も増えています。 メディア学部で培われた知識やスキルは、広告業界以外でも活かせる場面が多くあります。例えば、企業の広報・PR・マーケティング部門、メーカー、IT、サービス業など、あらゆる業界でニーズがあります。焦るお気持ちは痛いほど分かりますが、他人と比べる必要はありません。 大切なのは、ご自身のペースで、諦めずに活動を続けることです。不安で立ち止まってしまうと、さらに不安が増幅してしまいます。小さなことでも良いので、企業研究を進めたり、自己分析を見直したり少しずつ前に進んでいきましょう! ・最後に、今後の就職活動における気持ちの持ち方についてアドバイスさせていただきます。 「全てが完璧でなければならない」という考えを少し緩め、「よりベターな選択をする」「ここで成長したいと思える部分を見つける」というスタンスで臨みましょう。選考は企業が質問者様を選ぶだけでなく、質問者様が企業を見極める場でもあります。 選考に落ちたとしても、それは人格や能力が否定されたわけではありません。ご縁がなかっただけです。これまでの努力を認め、自信を持ってください。 仕事は、時に不満や困難も伴いますが、それ以上に多くのポジティブな側面があります。入社後のネガティブな側面ばかりを想像するのではなく、働くことを通じて得られる喜びや成長にも目を向けてみましょう。 今は本当にお辛い時期だと思います。しかし、この経験は必ず糧になります。広告業界で培った視点や、メディア学部で学んだことは、必ず他の分野でも活かせるはずです。 焦らず、諦めずに、ご自身と向き合いながら、納得のいく道を見つけられることを心から応援しています。もしまた何かお困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください!