Ai時代の第二次産業革命において、人にしかできない仕事は何ですか?|「逆質問」の相談
2011年3月に高校を卒業
36歳 性別未回答
相談日: 2025年7月22日
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2人のサポーターが回答
相談・質問の内容|Ai時代の第二次産業革命において、人にしかできない仕事は何ですか?
志望業界:
志望職種:
どんな観点でどんなサポートをしてほしいか:
日進月歩に進歩し続けるAi時代に
新しい概念の仕事及び詳しい相談内容:初見恐れ入ります。第二次産業革命時代Aiに人でしかできない仕事について御意見くださると幸いです。
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回答タイムライン(2)
Ai時代の第二次産業革命において、人にしかできない仕事は何ですか?
Ai時代の第二次産業革命において、人にしかできない仕事は何ですか?
- Yushi Kishi回答日: 2025年7月23日こんにちは。 ご質問いただきありがとうございます。AIが日進月歩で進化する現代において、「人でしかできない仕事とは何か」を考えることは、これからのキャリアを築く上で、非常に重要で本質的な問いだと思います。 質問者様が「第二次産業革命」と表現されたこの大きな変化の時代(一般的には「第四次産業革命」とも呼ばれます)において、AIに代替されにくい、つまり「人間ならではの価値」が求められる仕事について、私の考えを3つの軸で整理させていただきます。 AI時代に価値を高める、3つの仕事の方向性 AIの最も得意なことは、膨大なデータから「正解」や「最適解」を、驚異的な速さで見つけ出すことです。逆に、AIが苦手なのは、データのない領域で「新しい問い」を立てたり、人の複雑な感情を理解したり、予測不可能な事態に対応したりすることです。 そこから、今後ますます価値が高まる仕事は、以下の3つの領域に集約されると考えます。 1. 「0→1」を生み出す、創造性・企画力が求められる仕事 AIは既存のデータから何かを生み出すのは得意ですが、全く新しい概念や、人の心を揺さぶる独創的なビジョンを「無」から生み出すことはできません。 ・具体的な職種例 事業開発、商品企画・マーケター、研究者、アーティスト、デザイナー、イベントプランナーなど ・求められる力 常識にとらわれず、新しいアイデアを発想する力。社会や顧客がまだ気づいていない潜在的なニーズを察知し、「何を解決すべきか」という問い自体を立てる力。 2. 高度なコミュニケーションと、共感力が求められる仕事 人と人との間に立ち、信頼関係を築き、相手の言葉にならない想いを汲み取り、心を動かす。これは、今のAIには到底できない、人間の独壇場です。 ・具体的な職種例 カウンセラー、コーチ、コンサルタント、高度な交渉を行う営業職、医療・介護の専門職、チームをまとめる管理職など ・求められる力 相手の立場や感情を深く理解する共感力。多様な意見を調整し、合意形成を図る交渉力。メンバーを鼓舞し、やる気を引き出すリーダーシップ。 3. 非定型な物理作業と、現場での判断力が求められる仕事 AIは仮想空間の専門家ですが、現実世界の予測不可能な物理空間で、臨機応変に対応することはまだ苦手です。 ・具体的な職種例 熟練技術を持つ職人(伝統工芸、料理人など)、複雑な設備の修理・メンテナンス技術者、災害救助隊員、インフラの現場監督など ・求められる力 マニュアル通りにはいかない、現場の状況を五感で感じ取り、その場で最適な判断を下す力。長年の経験で培われる、暗黙知としての「勘」や「コツ」。 AIと共に「生まれる」新しい仕事 さらに重要なのは、AIに仕事を奪われるだけでなく、AIという強力な「相棒」と共に、全く新しい仕事が生まれてくる、という視点です。 ・プロンプトエンジニア いかにAIから最高の答えを引き出すか、その「対話術」を極めた専門家。 ・AI倫理コンサルタント AIが社会に悪影響を与えないよう、倫理的な観点から企業のAI活用をサポートする専門家。 ・AIを活用する〇〇 例えば、「AIを活用するマーケター」は、AIにデータ分析を任せ、自身はより創造的な企画立案に集中できます。「AIを活用する医師」は、AIの画像診断を参考に、より多くの時間を患者との対話に使えるようになります。 今、質問者様ができること では、こうした未来に向けて、今から何ができるか。 ご自身の「好き」と「得意」の棚卸し 質問者様は、上記3つの方向性のうち、どの領域に最も心惹かれますか?人と話すのが好きか、一人で黙々と何かを創るのが好きか、体を動かすのが好きか。まずは、ご自身の特性と向き合うことが第一歩です。 小さな学びを始める いきなり専門的な学習を始める必要はありません。まずは無料のAI(ChatGPTなど)に触れて、「AIで何ができて、何ができないのか」を肌で感じてみること。書店でAIと未来の仕事に関する本を一冊読んでみること。そこから、興味のアンテナがどこに伸びるかを探ってみましょう。 ポータブルスキルを意識する 「〇〇」という具体的な職種名は、10年後には変わっているかもしれません。しかし、「課題解決能力」「コミュニケーション能力」「創造性」といった、どんな時代でも通用するポータブルスキルを意識して磨いていくことが、最も確実な未来への準備となります。 この変化の時代は、不安も大きいですが、見方を変えれば、これまでの学歴や経歴に関係なく、誰にでも新しい挑戦のチャンスがある、刺激的な時代とも言えます。 質問者様のこれからのキャリアを考える上で、何か一つでもヒントになれば幸いです。また何か迷うことがあれば、いつでも気軽に声をかけてください。
- 金岡潤一回答日: 2025年7月23日ご相談ありがとうございます。 ご質問いただいた観点は「AI産業が活発化し続ける現在において、人でしかできない仕事」とは何か?という内容と拝読しました。 物事の変化速度が加速度的に早まる昨今では、キャリア選択にあたってAIの影響を検討しておくとより「いいAIとの付き合い方」を前提にしたキャリアを歩めるため、とてもおすすめです! 上記の内容についてですが、AI時代に人でしかできない仕事がなにかを考える際には「AIが得意とする領域、苦手な領域」から整理してみるとよい印象です! AIが得意とするのは一般に大量のデータ処理、パターン認識、定型的な作業、反復性の高い業務、といった領域です。 一例として挙げるなら、一般的な事務職、コールセンター業務、データ入力・チェック業務、一部の翻訳業務…といった、「ルーチンワークが多数を占める」業務になってきます。 言い換えると、「手順が定型化されていて作業にコミュニケーションを伴わない反復作業的な仕事」が「今後AIによって代替されうる仕事」の条件の一つと言えます。 一方、AIが苦手とするのは上記の逆で「感情・共感」を必要とする業務や「創造性・革新性(0からモノ・サービスを生み出す)」を必要とする職種です。 具体的には、AIには大量のデータからパターン認識・ルーチン遂行は得意ですが、企業の説得や人員の教育・管理などの繊細な機微を読み取って指示を出すことは難しいとされています。 具体例を挙げるとするなら営業系の職種やコンサルティングサービス(経営企画やIT関連など)ほか、エンジニアの上流工程(要件定義フェーズ)、AIエンジニア、商品企画などの領域ですね。 上記の職種の共通点は「人間的・創造的な要素」「問題解決・意思決定能力」「対人折衝能力」が基礎的な技能として求められつつ、かつ「業務の一環としてAIを活用し続ける能力」があるといえます。 上記がAI時代に人でしかできない仕事、AIに代替されうる仕事の概要です。粗々の回答ではありますが、志望業界・企業検討の際の参考など、今後のキャリア検討にご活用ください! また、今回は質問内容を仮定で回答してしまったため、もし欲しい情報にズレがあった場合にはぜひその旨お申し付けください!改めて回答させていただきます!