転職理由をネガティブにせず経理職にまとめるにはどうしたら良いですか？｜「転職・退職理由」の相談

回答タイムライン（1）
転職理由をネガティブにせず経理職にまとめるにはどうしたら良いですか？

• 

  鮫川李果子

  回答日: 2024年9月13日

  ご相談いただきありがとうございます。 こちら回答させていただきます！ ご相談者さまが懸念されている通り、転職理由は現職の不満にフォーカスするよりも 将来ビジョン・自己成長などポジティブな内容に重点を置いた方が効果的かと思います◎ また、ご相談者さまに考えていただきたいのは、”面接官の意図”です！ 「退職理由」は面接の中でも重要視されている点であり、面接官サイドとしては 「うちの会社では長期的に続けてくれるかどうか」を知りたいと思って聞いています。 その中で、「人事異動」を理由に退職してしまったという事実を伝える事によって 「またうちで人事異動があったら辞めちゃうんじゃない？」という印象を与えると面接官を不安にさせてしまいますね。 そこで更に注意してほしいことは企業としても、表面的に作った前向きな理由だけを聞くと 「それって建前で、本音はもっと違う理由があるのでは？」と勘繰ってしまう点です…！ そうなると、深掘って聞かれたときに納得させられる答えが出せずに、言葉に詰まってしまう可能性が感じられました！ できれば、「前向きな転職理由」に加え、企業が「確かにそれなら辞めて別の会社に行った方が良さそうだな」と共感できる納得のマイナス要因もあった方が良いかなーと思います！(本人に原因があるのではなく環境に問題があると感じられる内容◎) 単に仕事への不満が原因なのではなく、自分がどんな分野で貢献できるのかを明確にすることで、 前向きな転職を希望していることを伝えるために下記のように添削させていただきました！ --------- 「現在の業務を通じて年次決算や税務関連の知識を深める機会を得ましたが、 自分がより力を発揮できる分野は、以前の部署で経験した日次業務や経理事務の領域だと感じています。 特に日々の業務改善や効率化に強い関心を持っており、そのスキルをさらに高め、貢献できる環境を求めて転職を決意しました。」 --------- 最後に「スキル的な部分と仕事内容の変化が嫌」とありますが、 企業にとって「社員に新しいスキルを身につけて欲しい」と思うことや仕事内容に変化が起こることは当然です。 社内異動がある企業を選択されていたのであれば、 企業から課せられるミッションとして当たり前のことだとご理解いただいたうえで ご相談者さまにとって良い転職活動となるよう応援しております◎ その他に質問がありましたらお気軽にご相談ください！