「テスターから開発やデザインへ転職、どう進む?」|「就活・転職の軸」の相談
2010年3月に大学(学士)を卒業,37歳女性
相談日: 2024年4月2日
9
3人のサポーターが回答
相談・質問の内容|「テスターから開発やデザインへ転職、どう進む?」
志望業界: IT
志望職種: テストエンジニア・QAエンジニアもしくはWEBデザイナー、開発エンジニアへのキャリア転換
どんな観点でどんなサポートをしてほしいか:キャリア迷子になっているので、キャリアプランに相談に乗って欲しい
詳しい相談内容:
テスターとしての職歴が約8年ありますが、テスト仕様書作成・テスト実施の経験のみ
テストチームリーダーなどの経験なし
資格なしといった状態です。今は小さな会社で自社製品のマイナーリリースの機能追加やバグ修正のチケットがまわってきては、それをテストするといった仕事をしています。会社の業績が悪化していること、社長が還暦近く自分が定年まで会社が存続すると思えないことから転職を考えました。2020年から昇給していないことも理由の一つです。
第三者検証会社のテスターまでは考えられましたが、QA求人はテスト検証・設計が求められることが多く、難しく思えます。
また、テストをやっていてあまり楽しいと思えた感覚もなく、QAとして回していくのも自信がないです。
今日、未経験歓迎の求人を見ていて、開発やWEBデザイナーを未経験から研修で育てる求人にいくつか惹かれました。
ただ、客先常駐になるかもしれないこと、適性がないかもしれないこと、会社が若い(社員年齢の平均が20代で浮かないかと思った)など心配があります。
適性は自分で勉強してみたりする中で事前にわかるかもしれないですが。
前の会社で客先常駐の長距離通勤がとても負担でした。
もしかしたら、私よりも若い人向けの求人かもしれません。だけど、昇給するかもしれないし、ステップアップできる、スキルがつくのは魅力的だと思いました。
この年で基本情報もJSTQB FLといった資格もない状態で、キャリア迷子になっています。キャリアパスについてご相談したいです。
回答タイムライン(9)
「テスターから開発やデザインへ転職、どう進む?」
「テスターから開発やデザインへ転職、どう進む?」
- ヤギのさくらちゃん回答日: 2024年4月2日背後からひたひたと迫ってくる不安は、なんとも言えない恐ろしさがありますね。 まずお伝えしたいのは、不安を解消するために行動を起こしても、不安はさらに膨れ上がるものだということです。 不安に駆られ、焦っているとき、人間は正しく知恵を発揮できません。まずは現況について一緒に冷静に分析してみましょう🌱 さて、環境が変わっても人間の特性は変わりません。 会社を変えたり職種を変えても、生まれてから今までに蓄積されてきた自分の特性というものは、外部から誰かが勝手に変えられるものではありません。 逆に外部から変えられるとしたら、それは洗脳といいます👻 あなたの人生を自ら手放す必要はありません。 ですから、未経験歓迎の会社に仮に転職できたとしても、8年もの間「楽しくない」と思いながらも単調なテスト実施をつづけられる特性は変わりません。 特性が変わらなければ、表面的な知識としてのスキルを学んだところで、使えるスキルにはなりません。苦労するだけで時間を無駄にしてしまいます。 開発やWEBデザインの特性を持った人なら、1年もせずに嫌気がさして会社を辞めます。実際にそういう人はたくさんいます。逆に言えば、楽しく感じられないのにそこまで続けられるのは、あなたに単調なテスト作業の適正があるということです。本当に純粋な意味で、私には絶対にできないことです。 転職を考えるなら、まずは自分の特性をよく見極め、今の仕事と特性が似た仕事を探すほうがうまくいくと思います。 もしかしたら、それだとスキルがつかなくて将来が不安かもしれません。 大丈夫です。だって世の中の98%以上の人たちは上記のように「知識を覚えただけ」でスキルなんて持っていないからです。 そして、それは世の中の主流の波に乗っているということです。 仮に今後AIなどの発展で仕事を奪われたとしましょう。大丈夫です。世の中の大半がそれで困るからです。そうなったら国や世界が動きます。 AIに代替されない本当のスキルを身につけている人たちから金をむしりとって大衆に再配分するだけです。 少なくともあなただけがひどい生活をするようなことにはなりません。 そして最後に、今の会社を早急に見切るメリットはあまりないと思います。 このまま会社の業績が悪化して潰れても、別に大きなデメリットはないんです。会社都合なので失業保険がすぐに支給されますし、何よりあなたの責任ではないので転職においてなんらマイナスになりません。むしろ「今の会社の待遇が気に食わないから転職しまぁす!」なんて人より、よっぽど採用担当者の憐憫を誘い、何よりも説得力のある転職理由になります。 他にも不安なことがあれば、お気軽にお聞きください🌸
- (株)UZUZ代表取締役 岡本啓毅回答日: 2024年4月2日「まずはお試しでも動いてみる!」ことをおすすめしたいです。 いろいろ調べたり興味を持つことも大切ですが、その次のステップとして、実際に取り組んでみないことにはもやもやした状況は変わらないからです。 とはいえ、いきなり未経験領域に業務内容をガラッと変えるのは勇気がいることだと思います。 まずは手軽な一歩として、以下に取り組んでみるのはいかがでしょうか? ・開発やWebデザインの自己学習を始めて、転職のイメージを膨らませる/適性を判断する ⇛書籍やネットの情報からでも手軽に始められます ・JSTQBを取得する ⇛転職に有利になります 仮に開発やWebデザイナーに惹かれる理由の1つが「未経験で育ててもらえるから」だとすると、入社後にギャップを感じやすいかもしれません。 会社側としては研修という初期投資をすることで、それ以上の成果を回収することに必死になるため、業務時間外も勉強漬けになることも多いからです。 その点、「昇給、ステップアップ、スキルがつく」というのは、QA領域でも実現できる要素です。 慣れ親しんだテスト領域で経験を活かしつつ、テスト設計などの上流工程やマネジメントに挑戦できる環境であれば、無理なくスキルアップに繋がるのではないでしょうか。 仰るように、第三者検証会社の求人要件は高めに設定されていますよね。 そのため、もしかすると「案件選択制度」のあるSES企業という選択肢もありかもしれません。 スキルに見合う案件の中から、業務内容・勤務地・働き方など希望に合う案件に参画することができます。 そのため、「会社指示で配属されて、客先常駐の長距離通勤がつらい」ということは起こりません。 また「経験を活かす」と「上流などの挑戦」というバランスも、しっかりと案件を吟味しながらキャリアを構築することができる会社もあります。 まずは現職も含めて、経験を活かせる環境で基盤を整えることで、チャレンジしたいことなども具体的に浮かんでくることと思います。
- 相談したユーザー返信日: 2024年4月2日回答ありがとうございます。焦りが少しおさまりました。
- 相談したユーザー返信日: 2024年4月2日回答ありがとうございます。できることから始めていこうと思いました。
- Seigo Shirakawa回答日: 2024年4月2日大前提、挑戦して見たいと思えることがあるのであれば挑戦してみるのが良いと思います。 その上でプロとして以下、お伝えさせていただきます。 これまでの経験やご年齢を加味すると、30代後半のご年齢でその領域が未経験である開発やWEBデザイナーの仕事に挑戦することはかなり難易度が高いと思います。 企業としては基本的に経験者を採用したいと考えています。 ただ、ご存知の通り経験者不足の状態であるために未経験者を育てて人手不足を解消しようとしておりますが、そうなった際に優先されるのはどうしても若い方々(20代)になってしまいます。 30歳以上である場合は「実務経験」が求められてしまうため、その研修自体に参加するハードルが高いことと、その研修に参加したとしてもなかなか良い経験を積める案件に参画できるかというと難しい気がしております。 もちろん挑戦してみないとわからないので、冒頭でお伝えした通り挑戦してみることも全然ありだとは思います。 また、客先常駐が嫌だということですが、開発など含めて今の技術からスキルアップやキャリアアップをしていきたいと考えるのであれば、客先常駐の企業で働くことがメインになります。 ITエンジニアの7割以上が客先常駐で働くエンジニアなので、ステップを踏むためには客先常駐企業で働くほうがキャリア構築はしやすいかと思います。 その上でいくつかの選択肢があると思いますので、お伝えします。 ・今の会社でキャリアは身につきづらいし年収は上がっていかないし将来は不安ではあるが、客先ではないため今の会社に残る。(この場合どんどん転職することは難しくなります。) 1.未経験歓迎で研修をやってくれる開発エンジニアやWEBデザイナーへ挑戦できる可能性がある会社に転職する。(上述していますが、難易度がかなり高いのと良い案件に入れる可能性は低め。) 2.社内SEとして転職する。(客先常駐ではない働き方ができるが、エンジニアとしてのスキルアップやキャリアアップはしづらいのと転職難易度は高め。) 3.今までやってきた経験を活かせるQAエンジニアとして転職する。(客先常駐になる可能性があるのと、求められることが高くなってキツくなる可能性がある。) 4.今までの経験を活かしつつ新しいキャリアを歩める会社に転職する。(上の内容と近い。違いは今までの経験を活かしつつスキルアップをはかり、新しい挑戦も自分の努力次第ではできるという点。) かと思います。 繰り返しとなりますが、30代超えての転職となる場合は基本的に「経験者」として採用がされます。 記載内容を見ると「今の環境にこのままいると将来が不安であること」「スキルアップをしていきたいこと」「QA以外の開発エンジニアやWEBデザイナーなどにも興味があり挑戦してみたいこと」「客先常駐は過去通勤時間が遠くて大変だった」が現在考えていることかと思います。 それを実現するには ・今までの経験を活かせる仕事で転職→経験者となるため今の環境から転職ができる ・その中で今までのよりも少しレベルの高い業務を経験する→スキルアップが図れて年収UPや今後のキャリア挑戦がしやすくなる ・新しいことを挑戦させてもらえる会社で働きそこで資格取得など努力をする→努力次第でQA以外の業務への挑戦などが可能 ・客先常駐の企業だったとしてもある程度自分の要望を聞いてくれる会社に転職する→自分の「嫌」を一定省いて仕事ができる が必要になるかなと思いました。 上記でいうと「4」にあたる会社へ転職ができれば理想に近づいていけるのではと思っています。 そのような会社はなかなか多くはないと思いますが、「案件を自分で選べるような会社」であれば実現可能性が高くなると思います。 これまでの経験を活かしつつ、新しいことにも挑戦ができて、勤務地や働き方の希望がある程度通る働き方ができるのが案件選択制度を入れている客先常駐の企業です。 現状を不安に感じ何かアクションを起こそうと思っていることは素晴らしいことだと思いますので、まずは自分にとって良いと思ったアクションから進めてみると良いと思います。 少しでも参考になれば幸いです。
- 相談したユーザー返信日: 2024年4月2日回答ありがとうございます。前の会社で長距離通勤が片道2時間以上あり辛かったこと、今リモートで働けていることもあり、客先常駐で働いていく自信が持てないでいます。ただこのままいってもこれといって何かできるものが持てないまま、年だけを重ねてしまうのに不安を感じています。4のタイプの会社を見分けるコツってありますか?
- Seigo Shirakawa回答日: 2024年4月2日確かに片道2時間はきついですね。。。今はリモート併用含めて毎日出社しないで良い企業も多くなっているので、昔よりかは働きやすくはなっているとは思います。 ちなみにお住まいは少し地方寄りの場所になるのでしょうか?仮に関東圏にお住まいであれば首都圏に近ければそんなに時間は基本かからないかなと思ったりしました。 見分けるコツとしてはなかなか難しいですが、ちゃんとした教育研修体制があったりとか、実際働いている社員が新しい仕事へ挑戦できているかなどを確認してみるとある程度はわかると思います。 客先常駐系の企業であってもそこが満たされる会社であれば前のようがきつい部分が取り除かれて新しい挑戦はできる。というのが叶えられるかと思います。 先ほどもお伝えしましたが、案件選択がある程度できる会社とかであれば勤務地や業務内容など選べるので、その辺りが見分けるポイントとして良いかなと思います。
- 相談したユーザー返信日: 2024年4月2日住まいは関東圏です。前の会社では家の事情で実家から現場へ通うしかなく、長距離通勤でした。また、偽装請負などもあり、良いイメージを持てないでいました。また現場を転々とするので、住む場所が難しいと思いました。 資格勉強をしながら、案件選択型の企業求人を見てみようと思います。回答ありがとうございます。
- Seigo Shirakawa回答日: 2024年4月2日そうだったのですね。。 この業界は結構ネガティブなイメージ強いですもんね... 資格取得は武器にはなるので学習しながら進めていくのが良いと思います。 頑張ってください!