SIer志望、理想の会社を絞りたい!|「会社・業界・職種選び」の相談
2025年3月に大学院(修士)を卒業予定,22歳男性
相談日: 2023年12月8日
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相談・質問の内容|SIer志望、理想の会社を絞りたい!
25卒大手SIer志望の者です。
年収や何系SIer、openworkで知った企業の雰囲気等で、行きたい企業を20〜30社程に絞ったのですが、その先を絞り込むのが難しく悩んでいます。企業研究の仕方、調べ方、考え方などアドバイスいただきたいです。
まだふわっとしていますが、現在考えてるビジョンとしては、いろんな業界で顧客の課題解決するSIerの仕事をして広い視野と知識・技術を身につけた後、自社プロダクトの開発に携わりたいと考えています。
幅広い業界に展開しているSIerの企業がいいというのもありますが、大手のSIerとなると大体いろんな業界に手を出していて上流から下流まで通貫して行っているのがほとんどで、どの企業も似て見えてしまいます。
サービス事例を調べるのが大切だと思うのですが、業界が広いのでサービス事例も多すぎて上手く調べれません。(企業HPを見ても数値的なデータ以外どこみるべきか正直わかっていないです)
何かこの業界のこれをやりたいという思いがあればいいのですが、自分にはまだなく決めきれずにいます。入社するまでには結局どの部署などとかもあるので、業界等もっと具体的に決めるべきとは思っているので、まずそこを決めるべきでしょうか。
そのためには、どんなことを判断基準としたり調べたりして決めていくべきでしょうか。
長文となってしまい申し訳ありません。
回答いただけると幸いです。
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SIer志望、理想の会社を絞りたい!
SIer志望、理想の会社を絞りたい!
- (株)UZUZ代表取締役 岡本啓毅回答日: 2023年12月8日>サービス事例を調べるのが大切だと思うのですが、業界が広いのでサービス事例も多すぎて上手く調べれません。(企業HPを見ても数値的なデータ以外どこみるべきか正直わかっていないです) SIerは自社サービスを持っているわけではなく、記載いただいたようにクライアントの要望に基づいて多様な案件を受けています。そのため各社の差別化が非常に難しい業界です。 >何かこの業界のこれをやりたいという思いがあればいいのですが、自分にはまだなく決めきれずにいます。入社するまでには結局どの部署などとかもあるので、業界等もっと具体的に決めるべきとは思っているので、まずそこを決めるべきでしょうか。 就活を始めた当初から、「この業界のこれをやりたい!」と絞り込むのは難しいと思いますし、むしろそこまで絞り切らない方が良いのではないかと思います。 20~30社にまで絞り込めたのであれば、その企業をどんどん受けていくと良いと思います。受けていく中で、「SIerの中でもこの会社はこんな特徴があるんだな」「こんな魅力があるんだな!」という点を吸収していくことで、志望順位を変えていくと良いと思います。 >いろんな業界で顧客の課題解決するSIerの仕事をして広い視野と知識・技術を身につけた後、自社プロダクトの開発に携わりたいと考えています。 一方で最終的に自社プロダクトの開発に携わりたいのであれば、最初からSIerではなく自社プロダクトの開発をしている会社に入社するのも一つの手だと思います。SIerの多くは手を動かす開発部分ではなく、要件定義や案件管理を中心に行う会社も多いです。そのため、SIerで活躍しているSEが、自社プロダクトの開発の会社に転職して活躍するかというと、身に付くスキルセットとしては少しずれてしまう部分があるかもしれません。 また、SIerの開発で使われる技術領域と、自社プロダクトを作っている会社で使われる技術では違いがあることも多いです。金融系のシステムでは、Cobolと言われるようなかなり古い言語を使って開発されたシステムを使うことが多いです。そして、一般的にはCOBOLを使った開発をしている自社プロダクトの会社はなかったりします。また、SIerの大手案件だと国がクライアントのものも多いですが、そこでの開発の進め方と自社プロダクトの開発では大きく異なることが多いです。 そのため、「SIerの中でどれが良いか?」という視点だけではなく、将来的に何ができるようになりたいか?から逆算してそこにつながる選択肢を改めて考えてみても良いかもしれません!
- 相談したユーザー返信日: 2023年12月8日ご回答ありがとうございます。 自社プロダクトに関しては、同じ会社でSIの仕事と自社プロダクト両方やってる企業を見ていましたが、たしかに必要なスキルが少し異なるというのを踏まえてもう少し考えたいと思います。 自社プロダクトの話は除いて、SIerとして企業を絞るには、どこで差別化すべきでしょうか。インターンや説明会に参加できる企業はしてるのですが、全ての企業はできなそうです。 サービス事例は顧客によるのであまり参考にならないのでしょうか。 この業界のこれをやりたいという話は、今の時期ではまだ決めずに広く見たほうがいいということですが、本選考前には決めたほうがいいのでしょうか。
- (株)UZUZ代表取締役 岡本啓毅回答日: 2023年12月8日>サービス事例は顧客によるのであまり参考にならないのでしょうか。 サービス事例としてサイトに載せているものは、企業として打ち出したい事例なので、それを元に面接で話す内容に組み込むのはありだと思います。一方で「こんな事例があるからこのSIerにしよう!」という本質的な差別化のためには使いづらいのではないかと思います。そのため、インターンや説明会でより広い情報を得るのが効果的だと思います。 一般的には最終面接など後半に差し掛かるほど「なぜうちなの?」が求められる傾向が強いですが、選考序盤では絞りきれていないことは自然なことだと人事も思っています。 また、SIerに関しては「正直他のSIerとの差別化は難しいよね」と自らが理解しているため、そこまで志望動機で「なんで数あるSIerでうちなの?」というところを深くまでは追求してこない会社も多いです。 >この業界のこれをやりたいという話は、今の時期ではまだ決めずに広く見たほうがいいということですが、本選考前には決めたほうがいいのでしょうか。 色々見る中で「これだ!」というものが絞れたのであれば決めれば良いと思いますが、無理に本選考前に決めようとはしなくても良いと思います。 実際に面接を受けて、そこでその会社の特徴や独自性を聞くのもありだと思います。そこで得た情報をもとに、次の面接の志望動機に組み込んで「だから御社が良いです」とアピールする材料にしていくと良いのではないかと思います。