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内定辞退後の就活、どうすれば?|「その他」の相談

2024年3月に大学(学士)を卒業予定,22男性
相談日: 2023年6月28日
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1人のサポーターが回答

相談・質問の内容|内定辞退後の就活、どうすれば?

こんにちは、キャリエモンではお世話になっております。今回はお悩み相談で来ました。 私は今年の3月の頭頃に第一志望であった福祉系の企業様に内定をいただきました。大学3年の頃にその企業様に自身の学びや経験をフルで活かせるという点で一目惚れし志望し無事内定を頂くことができました。しかし、その頃は福利厚生や年収をあまり気にしておらず改めて年収や条件を確認し業界的には大きな所なのですがやはり福祉ですので年収が他社様と比べ低く将来的にこの年収でやっていけるのか、家族を支えられるのかと不安になり徐々に上記の企業様に行きたい気持ちが薄れ他企業様を視野に入れて就活を再開しました。就活を再開したものの自己分析をするも上記以外のやりたいことなんか今更見当たらず次第に福利厚生でしか会社を見れなくなりそんな状態で面接を挑むものだから内定も頂けておりません。家族や友人からも心配されてもう就活を辞めた方がいいと言われましたが今更ここで引く訳にはいかないと考えて踏ん張ってはいるものの、そんな状態で就活するものだから鬱っぽくなってしまいました。もう6月も終盤で今からじゃ良い企業も残っていないと考えるともうこのまま人生終わるんだと次第に就活のみならず自身のキャリアへの意欲が湧かずにもう自分が何のために就活をしているか分かりません。こんな人間に何かアドバイスやご助言をかけていただければなと思います。

回答タイムライン(2
内定辞退後の就活、どうすれば?

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    (株)UZUZ代表取締役 岡本啓毅
    回答日: 2023年6月29日
    まずは具体性を上げて考える、そして、抽象度上げて考えるという順番で進めると良いと思います。 まず不安な気持ちがすごく多くなっていると思いますが、具体的に考えると不安な気持ちが少し減るかもしれません。 やりたいことが福祉の領域にしかないということなので、最初に福祉の方向性に進むという視点で具体的に考えてみます。 福祉業界の平均年収は確かにあまり高くないのは事実ですが、家族を支えていくために実際に必要な年収はいくらなのでしょうか?また、福祉業界で働いている人で家族を支えている人はどのくらいいるのでしょうか?この辺を具体的に考えたり、調べたりすることで「家族を支えるのに必要な年収は⚪️⚪️だ!その年収に行くには福祉業界では〜〜というポジションになっていることが必要だな!そこに30代でたどり着くためにはどうしたら良いだろうか?内定をもらった会社では現実的には難しいかもしれない。じゃあ福祉業界で目指す年収を稼げる会社はどんなところがあるのかな?内定をもらった会社で経験を積んで、希望が叶う会社に転職しよう!」的な不安を解消するための行動が定まるかもしれません。 私の知り合いで福祉業界で起業した友人がいます。その友人は介護の領域で仕事の経験を積んだのちに、福祉業界の3Kを解消するという目的で会社を立ち上げました。社員が重労働をしない状態で且つ副業可にして福祉だけでは稼げない分を自分の力で稼いでこれるような会社運営をしています。また、その事業も不動産会社と提携することで、初期費用がほぼかからない形で立ち上げて運営していました。彼は北海道の旭川で起業したのですが、福祉の分野は高齢化が進む日本中のどこにでもニーズがあるので、工夫すれば小資本でどの地域でも起業できる特別な領域と言えると思います。 このように、その会社単体で稼げなくても、他の副業を並行することで稼ぐ方法もあると思いますし、自分自身が福祉を通じて事業を立ち上げて収入を増やすという選択肢もあると思います。 そう考えると、福祉の業界で働くからといって「給料があまり上がらない、内定をもらった会社で一生働くのか...」と悩まなくても良いかもしれません。 続いて、福祉業界以外の選択肢に行くという方向性でも考えてみます。 6月も終盤で良い会社も残っていないとお考えですが、本当にそうでしょうか? 6月以降も採用を続ける会社はかず多くあります。 若者が減っていることによって企業にとって新卒採用の難易度はどんどん上がっています。そのため知名度がない会社は応募が集まらずに採用に困っているため、夏以降も採用を継続しています。 「良い会社」の定義にもよりますが、知名度が低く、応募が集まらない会社の中にも福利厚生がしっかりしていて平均年収が高い会社はたくさんあります。 例えば、BtoBのビジネスをしている会社は、学生の認知は低くて応募は集まりませんが、ビジネスとしてはとても成功していて特定の分野でシェアを獲得していて利益を出しており、しっかりと社員に歓迎している会社がたくさんあります。BtoBビジネスは一例ですが、まだまだみれていない領域はたくさんあると思います。 また、UZUZは24卒の採用を行いますが開始したのは6月からです。弊社のように就活前半戦は大手志向が強い学生が多かったりするので、あえて時期をずらして採用活動をする会社もあります。UZUZが良い会社というわけではないですが、一般的に見ると平均年収は500万円を超えていて平均以上ですし、福利厚生の制度もかなり充実している方だと思います。 このように具体的に考えてみると、焦らなくても良いもな...と落ち着けるのではないかと思います。 「焦らなくても大丈夫なんだ」と落ち着いたところで、今度は逆に抽象度を上げて考えてみると良いと思います。 質問者さんは、将来どんな状態になりたいのでしたっけ? そこと改めて向き合ってみると、そのためにどんな選択を取るのが自分にとって後悔の残らない選択になるのかが見えてくると思います。 今色々悩むのはとても苦しいと思いますが、私は質問者の人生にとってとても素晴らしいことだと思います。 ここを考えないままに福祉の道に行ったとしても将来的に「やりたいと思って入ったけど、このままじゃ家族を養えないじゃん!人生終わった...」となったり、福祉じゃない道に行ったとしても「家族を養うために福祉の道を諦めたけど、全然やりたくないことをずっとやっていくイメージが湧かない...」と後悔してしまうことになっていたと思います。 実際にそうなる前に、しっかりと自分と向き合って、どのような選択をするのが良いのかを考えることは本当に大切なことだと思います。 ぜひ、落ち着いて自分と向き合ってみてください。
  • 相談したユーザー
    返信日: 2023年6月29日
    岡本啓毅様、度々お世話になっております。送ってくださったメッセージ心に沁みました。何のために自分は就活をしているのか、もがいてるせいで盲目になりその本分を忘れていました。まだ苦しいですが自分ともう一度向き合って自分にとって最良の選択ができるよう教えてくださったことを念頭に、一旦心を落ち着けて再び足を進めようと思います。こんな見ず知らずの人間のために親身になってくださって本当に感謝の言葉もありません。YouTubeの方も今でも楽しく拝見させていただいておりますが、身体を壊さないように切に祈っております。またお世話になるかもしれませんがその時はどうぞよろしくお願いします。本当にありがとうございました。