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志望動機を際立たせる企業研究のコツ|「会社・業界・職種選び」の相談

2025年3月に大学(学士)を卒業予定,20男性
相談日: 2023年5月22日
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2人のサポーターが回答

相談・質問の内容|志望動機を際立たせる企業研究のコツ

企業研究、志望動機についての質問です。 周りと差別化する志望動機をつくるためには企業理解を深める必要があると思っています。企業研究をする上で、以下のことをお聞きしたいです。 ・具体的に何をどこまで深掘りして見れば良いのか ・深掘りした内容をどのように志望動機に繋げていくのか ・企業側は学生の行う企業研究でなにを求めているのか アドバイスいただけますと幸いです。 よろしくお願い致します。

回答タイムライン(2
志望動機を際立たせる企業研究のコツ

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    (株)UZUZ代表取締役 岡本啓毅
    回答日: 2023年5月23日
    志望動機を考えるって難しいですよね! 志望動機では、それを伝えた結果「この人を採用すればうちの会社で活躍してくれそうだな!」と思ってもらえると良いです。そのためには「自分がその会社で働くメリット」と「会社が採用するメリット」の両方が重なる部分を伝えていくと効果的です。 企業研究をする際には上記が重なる部分を見つけることを目的として深掘りしていくと良いです! 最初から完璧な志望動機を作るのは難しいと思うので、まずは実際に志望動機を作ってみて添削依頼をあげていただければ、より具体的なフィードバックをいたしますよ!
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    ヤギのさくらちゃん
    回答日: 2023年5月23日
    決めた目的から逆算して最適な行動を考えられる優秀な方のようなので、その能力に合わせた回答をします🌷 結論としては、まず前提からもう一度検討してもいいのではないかと思います。 さて、企業によっては、もちろん企業研究をしっかりして作る志望動機が有効ですが、場合によってはむしろ逆効果になることがあります。なぜなら、その作り方は短期目標のみを見据えたやりかただからです。 短期目標を追うことは大変素晴らしいことです。むしろ多くの人はそれができません。このキャリエモンで相談しているほとんどの人が「ガクチカってこういうエピソード書くもんでしょ?」みたいなそれっぽい量産型ESを作っていることからも明らかですね😈 その点、ご相談者さんは「狙った会社の内定をとる」という目的に対して、「周りと差別化する」などの戦略を自分で考えて具体的に行動に起こすことができています。大変すばらしい。 一方で、世の中のあらゆることにメリットとデメリットがあるように、短期目標を追うことにもデメリットがあります。それは、長期的な視野で見ると適切でない選択をしてしまう可能性があるということです。 わかりやすさのために極端な例を挙げます。世の中には画面操作を邪魔したり誤クリックを誘発するようなクソみてぇなウェブ広告がありますよね💩 あれはもちろん短期目標の「広告クリック率」を考えると素晴らしいやり方です。きっとそういうKPIを課せられて直近の数字で仕事を判断するようなアホな上司と会社の下で働いていらっしゃる方の案なんでしょう。でも、当然それによってウェブ広告というものの価値が下がります。もう誰もポップアップを真面目に見ません。「うぜぇ」と思いながらすぐに閉じるボタンを探します。それを防ぐために誤クリックを狙うクソみてぇなちっちゃ〜い閉じるボタンが作られます。「ふざけんな!」と思いながらユーザーは広告ブロックアプリを入れます。こうして、短期目標を愚直に追い求めた結果、不興を買って広告の価値が下がり広告主も遠ざかり、広告がユーザーに届かないようになります。長期的に見たら最も避けるべき判断をしてしまっているわけです。 これは極端な例ですが、「短期目標を追う」ということは少なからずこのようなデメリットを内包しています。 そして優秀なご相談者さんが狙う企業はおそらく優秀な人事がいます。そういう人事だったら、「これは企業に受かるっていう短期目標を追い求めてうちに合うように研究して作った志望動機だな」とバレます。 もちろん、たとえば「アホな顧客をカモにして金を搾り取る営業」などを志望しているのであれば、人事の方も「こいつならアホを騙す才能がありそうだ」と積極的に内定を出すかもしれません。そういう企業であれば企業研究をして「よく見える」志望動機を作ることは非常に有効な戦略です。 しかし、もしも長期的な視野に立ってよく物事を吟味できる人材を欲している企業なら、そういう志望動機はむしろ評価を下げる可能性があります。具体的には、「この会社に入る」が目的になっていて将来的に本当に自分にとってその会社がいいのかをしっかり考えられない人材だと判断されるリスクがあるということです。「きっと今だけそれっぽいこと言ってるけど、本心には何か隠しているから採用するのはリスクだな」と推察されてしまうということです。 当然ご自身にとってもリスクがあります。優秀で器用であるがために、本来ならマッチしていない企業から内定をもらって入社してしまうかもしれません。そうなると、入社後に後悔しても間に合いません。日本においては「新卒」ほど価値のある「資格」は他にないからです。転職しようとしてもびっくりするくらい選択肢が狭まります。世の中の企業は「新卒就活に失敗するような無能」というレッテルを貼って見てきます。 ですから、優秀な方であるからこそ、いつでもできる「賢い」やり方はあとまわしにして、本当の意味で自分のために「なぜ志望するんだろうか」と考えることをおすすめします。 そして「なぜ志望するのか」をより深く考えることは、今このコメントでやっているようなことをするだけです。 ・視野を広く持って具体的な結果に執着しすぎない ・前提を疑って「本当にそれは一番いいやりかたなんだろうか」と自問し考え続けるのをやめない そうやって繰り返した結果であれば、志望動機に「深み」や「真実味」がでて優秀な人事こそ注目してくれるようになります。