迷い中!ものづくり愛、どう活かす?|「会社・業界・職種選び」の相談
2023年9月に大学(学士)を卒業予定,22歳女性
相談日: 2023年5月15日
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相談・質問の内容|迷い中!ものづくり愛、どう活かす?
就職活動をしている中で、今の軸のままで続けてもいいのか迷いが出てきたため、相談させていただきます。
私は今まで、①日本のものづくりに携わること、②海外市場で競合できる企業、であることを重視して、メーカーを中心に就職活動を行ってきました。理由としては、大学在学中の留学経験から、日本のものが海外の人にも愛されているのを目の当たりにし、世界における日本のプレゼンスをより一層高めていきたいと考えていたからです。
しかし私自身必ずしも対海外の仕事がしたいわけではなく、むしろ大学生活でも留学でも英語に苦しめられてきたため、海外駐在はできれば行きたくない、海外の人とのミーティングがあるような仕事は避けたい、という気持ちが強いです(留学は非英語圏で、日常会話レベルの英語なら可能です)。今まで受けてきたメーカーの面接においては、ビジネスレベルの英語には自信がないこと、海外にこだわってはおらず国内外問わず働ける、という風に伝えてきました。
ただ、日本のものづくりを底上げし、自分の仕事を通してプレゼンスを高めていきたい、という気持ちだけは本物なので、「ものづくりに携わること」ではなく、「ものづくりを支えること」なら自分の経験に基づきながらも背伸びをしない軸になるのでは、と思うようになりました。
新しい軸に合うような企業を2社見つけエントリーしていますが、今の自分はとても視野が狭くなっていて、思うように新しくエントリーできる企業探しが行えていません。そこで、どのような業界・職種なら良さそうか、客観的な意見を伺いたく相談致しました。
回答タイムライン(1)
迷い中!ものづくり愛、どう活かす?
迷い中!ものづくり愛、どう活かす?
- (株)UZUZ代表取締役 岡本啓毅回答日: 2023年5月16日就職活動をしている中で、いろいろな経験を積んでいく中で軸が変化していくことはとても良いことだと思います! 思考の流れから、「ものづくりに携わること」ではなく、「ものづくりを支えること」という方向性に切り替わって、選考を受けていくのは全然ありな方向性だと思います。 >今の自分はとても視野が狭くなっていて、思うように新しくエントリーできる企業探しが行えていません。 大きく2つの方向性があると思います。 1.英語への苦手意識が今後なくなることを予想して、ものづくりメーカーも再度視野に入れる 2.「ものづくりの支え方」の範囲を広げる 1つ目に関してですが、現在はIT・AIの技術が進化してしており、自動翻訳・通訳の仕組みがどんどん作られています。そのため、オンラインMTGなどで日本語で話したとしても自動で同時通訳がされて英語(やその他の言語)で相手に伝わり、逆に相手の英語も自分に日本で、タイムラグなく伝わるようになる時代が数年以内に訪れるのではないかと言われています。 そういった時代が来れば、語学力のあるなしによる仕事の制限を減らすことができるので、英語を理由に選択肢を狭めなくても良いかもしれません。 2つ目に関してですが、今の「ものづくりを支える」で見ている視点を広くする切り口ですが、ものづくりのサプライチェーンを改善する仕事も支えると言えますし、会社のIT化・効率化を進める仕事も支えると言えると思います。「支える」の切り口はたくさんあるので、どのような視点があるかを広く調べてみても良いと思います。 方向性としては「IT」はどのような領域でも関わってくると思うので、重点的にみていくと良いと思います!