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もう迷わない!自己PRで伝えるチャレンジ精神の書き方【例文付き】

「チャレンジ精神って自己PRでどう伝えればいいの?」そんな悩みを抱える就活生は多いと思います。この記事では、チャレンジ精神の伝え方や自己PRの書き方を分かりやすく解説していきます!

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もう迷わない!自己PRで伝えるチャレンジ精神の書き方【例文付き】
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「特別な挑戦をしていないけれど、チャレンジ精神って自己PRでどう伝えればいいの?」

そんな悩みを抱える就活生は多いものです。

エピソードに自信が持てず、書き出しから迷ってしまうこともあるでしょう。

難関の突破や華やかな実績がなくても、日常の中での工夫の過程や壁を乗り越えようとした姿勢は、十分にチャレンジ精神の証といえます。

この記事では、キャリエモンQ&Aに寄せられたリアルな相談をもとに、チャレンジ精神の伝え方や自己PRの書き方を分かりやすくまとめました。

例文も交えながら、実践しやすい自己PRの作り方をご紹介します。

企業が自己PRのチャレンジ精神で求めているもの

チャレンジ精神を自己PRに盛り込む就活生は多いですが、企業がこの言葉に込めている評価の視点を理解できていないと、アピールがぼやけてしまうことがあります。

キャリエモンQ&Aには、以下のような悩みが寄せられています。

【相談内容】

大学時代と中学時代、どちらの困難&挫折エピソードで提出するか迷っております。

本当は大学時代のエピソードを使いたいのですが、状況説明に多くの文字を使ってしまい、困難さが伝わっているかが疑問点です。

乗り越え方が分かりやすい方を提出したいと考えており、アドバイスを第三者目線でお聞きしたく質問させて頂きました。

大学時代のエピソードを提出する際、どのように困難さを伝えれば良いのでしょうか?

この場合、大学時代のエピソードを選ぶのがおすすめです。

企業は自己PRのチャレンジ精神を通して、困難を乗り越え成果を出せる力を見ています。

「この人は自社の仕事で壁にぶつかった時、どう乗り越えて結果を出してくれるのか」ということです。

自身の経験から、そのプロセスと学び、成果を具体的に語ることが重要です。

上記のような質問意図をふまえると、チャレンジ精神を示す自己PRでは、困難に挑んで得た成功体験を伝えることが求められます。

単なる努力や熱意ではなく、「どのような壁にぶつかり、どう乗り越えたのか」という行動のプロセスを明確に語りましょう。

これらを考慮すると、大学時代のエピソードの方が直近の成果であるため、より活躍イメージを持ってもらいやすいといえます。

自己PRでチャレンジ精神をアピールできるエピソードの見つけ方

「チャレンジ精神を自己PRで伝えたいけれど、どんな経験を選べばいいか分からない」そんな悩みを抱える方は多いものです。

チャレンジ精神といっても、特別な成果や華やかな実績が必要なわけではありません。

むしろ、困難や苦手なことに向き合い、自分なりに工夫して乗り越えた経験こそが評価されやすいポイントです。

以下の3つの視点から自分の経験を振り返ってみましょう。

  • 仕事で活躍できるイメージを持ってもらえるエピソードを選ぶ
  • 苦手なことにも挑戦し、克服した経験を思い出す
  • 難しい目標に挑み、達成したことをアピールする

これらの視点を持つことで、あなた自身の強みとなる「チャレンジ精神」がきっと見つかります。

仕事で活躍できるイメージを持ってもらえるエピソードを選ぶ

自己PRにおいては「それだけ素晴らしい挑戦で成果を出しているなら、自社でも活躍してくれそうだ」と採用担当者に思ってもらえるエピソードを選ぶことが大切です。

そのため「進学先を決めた」という話よりも、例えば、商業高校でチャレンジしたこと(学業面、部活など)で成果を残した経験を伝えることも一つの方法です。

また、現在高校生で就職活動をしている場合は、進学エピソードでも問題ありません。

ただし、大学に進学している場合は、より直近の大学時代のエピソードを選ぶ方が良いとされています。

直近のエピソードを選ぶと、会社で活躍するイメージをしやすいからです。

以下のQ&Aでは、エピソードの選び方や、より効果的にチャレンジ精神をアピールする方法について、具体的なアドバイスが紹介されています。

自分のチャレンジ経験をどのように自己PRに活かせばよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

苦手なことにも挑戦し、克服した経験を思い出す

チャレンジ精神を伝えるうえで、苦手なことに向き合い、努力を重ねて克服した経験は有効なエピソードとなります。

Q&Aでは、カフェのアルバイトで「絵を描くのが苦手」という相談者が、店内ボードの制作に挑戦した経験を自己PRとして提出したケースが紹介されています。

【例文】

私の強みは全ての物事に必ずポジティブな要素をみつけ全力で挑戦することができることだと考える。

この強みは大学1年生の頃から始めたカフェのアルバイトで発揮された。アルバイトを始めたての頃、店長から店内に飾る商品紹介のボードの絵を作成することの提案をいただいたことがあった。

絵を描くことに強い苦手意識があったが、自分の中にある苦手を1つ得意に変えることができるチャンスであるとポジティブに捉え挑戦することにした。

しかし私の描く絵は到底飾ることのできるクオリティではなく、絵を描くことを任された従業員は5名いたがその中で私のみ練習期間が設けられることとなった。

この逆境の中で自宅で毎日泥臭く毎日1時間絵の練習を行い、さらにボード制作プロの方に自ら指導の機会を頼み込み定期的に実践と改善を繰り返した。

結果1年後には絵を描くことが得意となり、「○○」と呼ばれるボード制作の全国選抜にエントリーする権利を店舗で唯一1人だけいただいた。

このように全てのことにポジティブな要素をみつけ分け隔てなく徹底的に向き合うことができることが私の強みであると考える。

タイトル:ポジティブパワーで苦手を得意に変えた話!

苦手なことに挑戦して克服した経験をアピールしたい場合は、以下の点を意識しましょう。

  • 「必ず」「絶対」といった強い言葉の使い方に注意する
  • その取り組みが業務の中でどれくらいの割合を占めていたのかを整理する
  • 「唯一」といった限定的な言葉を使う場合は、客観的に見れているか確認する

難しい目標に挑み、達成したことをアピールする

高い目標に挑戦し、それを達成した経験は、チャレンジ精神を伝えるうえで有効です。

Q&Aでは、相談者が中学3年時に短期留学代表者に選ばれた経験をもとに自己PRを作成しています。

【例文】

私の強みは目標達成意欲です。

この強みを大きく発揮したエピソードは中学3年生の時に学内のオーストラリア短期(夏休み期間中の3週間)留学代表者として選ばれた経験です。私は中高一貫校に通っており、留学代表者は、中学3年生から高校2年生の希望者から3名が筆記試験や面接を通して選抜されるというものでした。

私は周りとの差をつけるため、英語検定2級の取得に努めました。具体的には問題集を何周も解いたり、英語科の先生を尋ね、2次試験の面接対策を放課後何度も行ってもらいました。

結果、無事合格し、航空券以外の全ての費用が免除となる短期留学代表者枠も獲得することができました。大学受験時には、この目標達成意欲を活かし、一年間の浪人生活を経て、高校3年生から第一志望として掲げていた大阪大学に合格することができました。

この強みを活かして、仕事で掲げた高い目標を達成し、入社後も貢献していきたいと考えています。

目標達成意欲で差をつけたい!

難しい目標を達成したことをエピソードとして挙げる場合、以下のような視点が大切です。

  • 直近の経験を用いている
  • 成果が客観的にわかるよう、具体的に成果を示す
  • 必ずしも数字を示さなくても、成果が分かるようにする
  • (〇〇大学合格、留学など)

  • 行動や成果に焦点を当てる

エピソードの選び方に迷ったときは、一方の価値を否定せず、目的に応じてどの経験がより伝わるかを整理する視点で考えてみましょう。 

自己PRでチャレンジ精神を効果的にアピールする書き方

チャレンジ精神は多くの企業が評価する要素の一つですが、ただ「頑張った経験」を書くだけでは十分に伝わりません。

企業に響く自己PRにするためには、挑戦の背景や目的、取り組みのプロセス、得られた成果や学びを論理的に整理して伝えることが大切です。

ここでは、チャレンジ精神を効果的に伝えるための構成のコツと、具体的にどのような点を意識すれば説得力が増すのかを見ていきましょう。

  • 挑戦の動機・過程・結果と学びを明確に伝える
  • 初期の課題と最終成果を客観的に対比する

挑戦の動機・過程・結果と学びを明確に伝える

エントリーシートでチャレンジ経験を伝える際は、挑戦した動機や目標、取り組みの過程、そして結果から得られた学びを明確に記述することが重要です。

Q&Aでは、大学3年次にWebデザインの独学に挑戦した相談者が、自己PRのまとめ方、特に「学び」の言語化に悩んで相談したケースが紹介されています。

【相談内容】

私が大学生活で打ち込んだことは、大学3年次の時に挑戦したWebデザインの独学です。

大学ではパソコンを使った授業が多く、また1、2年次で単位を取得し時間に少し余裕ができたため、それをきっかけにパソコンを使い新しいことに挑戦し、スキルを身につけたいと思い取り組みました。

案件を獲得し、目に見える成果を残すという目標を掲げ、YouTube、情報商材、実際に成功した人のWebサイトから情報収集を行い、SNSでのアウトプットを意識して取り組みました。

大学、アルバイトがありまとまった時間を確保することが困難でしたが、授業の間の隙間時間、アルバイトの休憩時間などを利用しつつ取り組みました。

結果、案件獲得という目に見える成果を残すことはできませんでした。

しかし学んだデザインの知識を活かし、大学のゼミでのグループ発表ではスライド資料の作成を担当し、レイアウトの面でグループ、教授から高評価をいただくことができました。

ここから〇〇の部分で成長できた、〇〇を学ぶことができた。この経験を活かしたいきたい。に繋げたいです。

補足)案件に繋げることができなかった理由して自分は・安価という理由で質の低い情報商材に手を出したこと・独学での勉強だったため、相談できる相手を見つけることができなかったこと・色々な情報をインターネットで調べた結果、どうしていけばいいのかわからずモチベーションを保ち続けることができなかったことが原因だと考えています。

挑戦したWebデザイン独学をエントリーシートにどうまとめ、成果と学びを表現すればいいですか?

相談者は、動機・目標・取り組み・結果については具体的に記述できており、最後に「どのような学びがあり、今後にどうつなげていくか」の整理に苦労していました。

以下のような観点から「学び」や「今後の展望」を加えると、より伝わる自己PRにつながります。

【自己PRの内容を整理するうえで意識したい視点】

挑戦の動機具体的な目標学びの視点今後の展望
なぜWebデザインだったのか、授業・将来との関連性を添えると納得感が増す。どんな成果を目指していたのかを数値や行動レベルで具体化する。
(例:SNSで案件〇件獲得)
目標達成に至らなかった経験から得たこと、努力を通じて得たスキルの活用例を加える。得た知識を今後どう深めたいか、課題をどう乗り越えていくかの意識を添える。

上記の視点を意識することで、チャレンジ精神の伝わる自己PRに整理しやすくなります。

以下は、回答者のアドバイスに沿って「学び」や「今後の活かし方」までを含めて整理した例です。

まとめ方に迷っている方は、構成の参考としてご覧ください。

    私が大学生活で打ち込んだことは、大学3年次の時に挑戦したWebデザインの独学です。

    大学ではパソコンを使った授業が多く、また1・2年次で単位を取得して時間に余裕ができたことをきっかけに、パソコンを使った新しい分野に挑戦し、スキルを身につけたいと思い取り組みました。

    案件を獲得し、目に見える成果を残すことを目標に、YouTubeや情報商材、実際に成功している人のWebサイトなどから情報を集め、SNSでのアウトプットを意識して学習を進めました。

    大学やアルバイトがあり、まとまった時間を確保することは難しかったのですが、授業の合間やアルバイトの休憩時間など、限られた時間を活用して継続しました。

    結果として、当初の目標であった案件獲得には至りませんでした。

    しかし、学んだデザインの知識を大学のゼミ発表でのスライド作成に活かすことができ、
    レイアウトの工夫が評価され、グループメンバーや教授から高い評価をいただきました。

    この経験を通じて、限られた環境の中でも目標を掲げて行動し続ける姿勢の大切さを学びました。

    また、情報の取捨選択や相談できる環境づくりの重要性にも気づくことができました。

    今後は、目的に応じた情報収集や学習計画を意識しながら、より質の高いスキル習得を目指していきたいと考えています。

初期の課題と最終成果を客観的に対比する

自己PRでチャレンジ精神を効果的にアピールするためには、初期の課題と、それを乗り越えた最終的な成果を具体的に示すことが重要です。

特に、成果や行動の前後を比較できる構成にすることで、成長や努力の過程をより説得力をもって伝えることができます。

Q&Aでは、営業職として入社した相談者が、半年間まったく成果を出せなかった状態から、取り組みを見直し、社内で高い評価を得るまでに成長したエピソードが紹介されています。

相談者が直面した課題と、努力の末に得られた成果を対比形式で整理しました。

【初期の課題と取り組み後の成果の対比】

項目初期の課題取り組みの結果
営業成績売上目標達成率0%。半年間1台も売れず、成果が出せなかった。下期に売上目標達成率120%。230人中上位5人で新人賞を受賞。
信頼獲得訪問件数重視で準備不足。お客様に不信感を与えてしまった。商談準備を徹底し、落ち着いて対応。信頼を得て紹介につながった。
話し方・表現力話し方や口癖に無自覚。商談で何を伝えたいか分かりにくかった。面談録音・分析・音読練習を継続し、明確な伝え方ができるように。

初期の状態と成果を具体的に対比することで、相談者のチャレンジ精神や行動変容のインパクトが明確に伝わります。

これらの視点を意識して、作成された自己PRが以下です。

【例文】

私の強みは『愚直に努力できる』ことである。

私は、複合機・プリンタを多業種・多業界のお客様に販売しているが、入社して半年間一台も売れず上期の『売上目標達成率0%』だった。

訪問件数を意識するあまり、事前準備が疎かになっておりお客様の信頼を勝ち取れていないことが原因だと考えた。問題解決のために、訪問先のお客様のHPや過去の商談情報から最低3つの仮説を立て、想定される質問とその回答をすべてノートにまとめた上で商談に臨むようにした。

また、面談の内容を録音し一字一句ノートに書き出し自分の「話し方」や「口癖」の分析および、気になる言葉を置き換え何度も音読を行い、口慣らしの練習を毎日続けた。

その結果、落ち着いて商談を進めることができイレギュラーな事態にも余裕を持って柔軟に対応することができた。お客様からのクレームを迅速に対応したことが評価され、新たなお客様を紹介していただき下期には、『230人の同期の中で上位5人に入り新人賞を受賞』した。

この経験から、課題が生じた要因を主体的に分析し、試行錯誤しながら『愚直に努力する』ことの重要性を学ぶことができた。私の強みである『愚直に努力できる』ことを活かし、日々発生する様々な業務の中から主体的に課題を発見しチームで協力しながら学生に学びの場所を提供する仕事が私にはできると思う。

愚直な努力」が僕の最強の武器!

困難な状況でも諦めずに努力を続ければ、大きな成果を得られることがアピールできています。

自己PRでチャレンジ精神をアピールする際は、自身の経験を振り返り、そこから得られた成長を具体的に伝えていきましょう。

自己PRでチャレンジ精神を伝えるときに押さえておきたいポイント

自己PRでチャレンジ精神を伝えるときに押さえておきたいポイント

チャレンジ精神を自己PRで伝える際には、エピソードの内容だけでなく、その経験が「どのように仕事に活きるのか」を明確に示すことが大切です。

採用担当者に伝わりやすくするには、仕事への再現性が高く、できるだけ直近の経験を選びましょう。

ここでは「仕事との結びつき」と「エピソードの鮮度」という2つの視点から、自己PRにふさわしい経験の伝え方を整理します。

仕事につなげることを意識する

チャレンジ精神を自己PRやガクチカで伝える際は、その経験が「仕事でどう活かせるか」という視点を持つことが大切です。

Q&Aでは、未経験からキックボクシングに挑戦した方からの相談が寄せられました。

【例文】

自己pr

私の強みは、問題解決に向けて主体性を持って行動できることである。

八百屋でアルバイトをしていた時、商品によって目標の売り上げ量に達することができず、値下げをしても売り残ってしまうという課題があった。

そこで、お店の中をお客様の立場になって見渡してみた。すると、売りたい商品がお客様から見えづらい場所にあることに気づき、商品の配置を変更することを店長に提案した。

変更したい位置には普段違う種類の商品が並んでいるため、社員の中には否定する人もいた。しかし、売りたい商品を1番最初にお客様の目に入るようにしたいという理由を説明し配置を変更した。

その結果、お客様が商品の前で立ち止まり始め、1時間でその商品を売り切ることができた。

この経験から、問題に対して自らアイデアを出し、行動に移すことの大切さを学んだ。貴社でも起きている問題に対して客観的視点から捉え、問題解決に向けて主体的に行動できる人材として活躍したい。

新しい挑戦から学んだ成長と強み

繰り返しになりますが、自己PRでは「この経験をどう仕事に活かすか」を示すことが重要です。

そのため、職種との関連性が明確な別の挑戦経験がある場合は、エピソードの切り替えを検討するのも一つの方法といえます。

仕事への応用を意識したアピールで、あなたのチャレンジ精神を効果的に伝えましょう。

古いエピソードより直近の経験を優先する

自己PRなどで過去の成果を伝える際、複数の成功体験がある場合にどちらを選ぶべきか悩むことが少なくありません。

例えば、今回の相談者のように、高校時代の素晴らしい学習成果と、大学時代の努力によるGPAという、複数のアピールポイントを持っている場合です。

【例文】

私の強みは、努力を習慣化し、昨日の自分を超え続けることができることです。

この力は高校3年間の大学受験で培いました。1年間の高校受験で苦労した経験から、より難易度の高い大学受験は余裕のある学習計画で挑み、未来の自分の負担を減らしたいと考えました。

そのためには「わからないを溜め込まないこと」が重要だと考え、毎日の復習を継続することを目標としました。

そこで、これまでの学習に加えて①始業前1時間②通学時間1時間半の自主学習を3年間取り組みました。

その結果、5段階評価で評定平均4.9を獲得し、志望校の推薦をいただくことができました。この力は大学生活でも発揮しました。常にやるべきことを見つけ、着実にこなすことで時間的・精神的余裕が生まれ、何事も手を抜かず取り組むことができました。その結果、2年次では4段階評価のGPAで3.6を獲得し、成績優秀者として表彰していただきました。

今後も自ら学び、成長する姿勢を常に持って、目の前のことを誠実に取り組みます。

毎日の努力が私の武器です!

「成果をきちんと出せている」という点では評価できますが、自己PRでは成果を一つに絞るのがおすすめです。

よりあなたの魅力をアピールできる成果を選択しましょう。

今回のように複数の成果を思いつく場合には、高校時代のエピソードよりも大学時代のものを入れるのがおすすめです。

高校時代のエピソードを選ぶと「大学時代に何も頑張ってこなかったのか?」と思われてしまう可能性があるからです。

応募先の企業や職種との関連性、より直近の経験を優先的にアピールすることが、新たな環境へ積極的に挑戦する「チャレンジ精神」 を示す上で効果的といえるでしょう。

また、他の人と差別化できるものがあればその成果をピックアップするのをおすすめします。

チャレンジ精神が伝わる自己PRの参考例

チャレンジ精神を自己PRで伝えるには「どのような経験をどう語るか」が重要です。

とはいえ、実際にどこまで書けば良いのか、何を強調すべきかに迷う就活生も多いのではないでしょうか。

ここでは、チャレンジ経験を効果的に伝えている実例と、それに対するキャリアアドバイザーの評価を紹介します。

自己PRをブラッシュアップするヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

野球部で改革に挑んだ話

チャレンジ精神を自己PRで伝えるには「どのような経験をどう語るか」を意識しましょう。

挑戦によって目に見える成果を生み出し、その過程も含めてチャレンジ精神が明確に表現されている自己PRを紹介します。

【例文】

私の強みはチャレンジ精神で行動できることである。

高校で野球部の主将として、前例にはないことに取り組んだ。チームはオフシーズンの練習が甘く、充実していないため体力がなく終盤に競り負けてしまうチームであった。屋内練習施設はなく冬の練習にできることは限られるが、自分たちの意識の低さが招いていることであった。

そこで今までと同じことを繰り返しても変化は起こらないと考え、冬の期間でもグラウンドに出て雪上でのノックや50m×10のダッシュを日課とし、他にサッカーを取り入れ体力づくりを行った。

その結果、年中ボールの感覚を失わず、また試合後半で体力負けすることは減り練習試合での勝率は上がった。そして春の大会では学校史上初の地区決勝まで進むことができた。シーズンが始まる前には監督にこれまでの先輩とは違う冬の練習であったと仰っていただいた。

時に慣例にとらわれず改革する勇気が必要であることを学んだ。 

自己PRとガクチカ、どう書けばいい?

上記の自己PRがどのようにチャレンジ精神を伝えているかを、構成・内容の観点から整理しています。

【自己PRのポイント】

観点内容
挑戦による明確な成果高校野球部の主将として、チームを学校史上初の地区決勝進出という成果に導いている。
主体的な行動と強みの発揮「チャレンジ精神で行動できる」という強みを軸に、チームの課題を捉え、冬季の練習改革として前例のない方法を提案・実行。
具体的な取り組み雪上ノックやダッシュ、サッカーなどの新たな練習を自主的に導入し、チーム全体の底上げにつなげている
学びこの経験を通じて、慣例にとらわれずに改革する勇気の重要性を学んだとまとめている。

紹介した自己PRは、成果だけでなく、その過程における具体的な行動が評価されている点もポイントです。

挑戦を通じて成果を出すだけでなく、そのプロセスでもチャレンジ精神が伝わります。

 

具体性を上げてよりアピールできる自己PRに

自己PRにおいて、経験を語る際に「具体性」を持たせることは、採用担当者に自身の行動や成果をより鮮明に伝え、入社意欲や能力を効果的にアピールするうえでのポイントです。

Q&Aに寄せられた、文化祭での食事提供の企画・運営経験を自己PRとして記述した例文を見てみましょう。

【例文】

私の強みは、チームで協力しながら目標を達成する力です。

大学の文化祭実行委員として食事提供を企画・運営した経験を通じて培いました。

例年100食の提供でしたが、より多くの来場者に災害食について知ってもらいたい考え、150食に増やし、さらに2種類のメニューから選べる形にしました。

しかし、提供数の増加に伴い、調理の負担や提供の流れが複雑化することが課題となりました。

そこで、当日の調理で各自がスムーズに動けるよう作業工程を調整し、事前に試作を重ねたことで、当日は大きなトラブルなくスムーズに運営することができ、2日間とも150食を完売させることができました。 

この経験を通じて、チームワークの大切さを実感するとともに、メンバー一人ひとりの意見を尊重しながら円滑に物事を進める力を身につけました。

貴財団においても、協調性を活かして周囲と連携しながら業務に取り組み、組織の成果に貢献したいと考えています。

自己PRの内容について具体的な改善点を教えてもらえますか?

自己PRでは、具体的に記述することを意識しましょう。

例えば今回の場合では「「どのような企画だったのか」「なぜ食品の提供数を増やす必要があったのか」「具体的にどのような工夫をしたのか」などです。

実際に、具体性を高めた例文が以下です。

【例文】

私の強みは、課題に対して粘り強く取り組み、解決策を見出す力です。

大学の文化祭実行委員として、災害時のライフライン停止を想定し、限られた食材や水、燃料で調理可能な献立を考案し、来場者に提供しました。

自宅避難では、ライフラインが全停止すると予想される3日間をどう乗り切るかが重要です。

そこで、「水・食料・栄養不足」に焦点を当て、カセットコンロを活用したポリ袋調理や、備蓄食品などを使用したメニューを考案しました。また、例年100食の提供を150食に増やし、2種類のメニューから選べるようにしました。当日は真空調理機を使用することになりましたが、試作を重ねて適切な加熱時間や調味を工夫した結果、2日間で計300食を完売させることができました。

この経験を通して、試行錯誤を重ねながら乗り越える力を身につけました。貴財団においても、この経験を活かし、最善の方法を考えながら業務に取り組み、貢献したいと考えています。

自己PRの内容について具体的な改善点を教えてもらえますか?

このように、状況の明示・行動の具体性・成果の定量化・学びの整合性を意識することで、自己PRの説得力は大きく高まります。

書ききれない部分は面接で補足できるよう準備しておけば、よりアピールできるようになります。

経験を言葉にする際は「どのような状況でどのような工夫をしたら、どう結果につながったか」を振り返ってみましょう。

そこに、あなたらしいチャレンジ精神がきっと表れます。

まとめ

チャレンジ精神を伝える自己PRを作成するには、まずどのような挑戦エピソードを選ぶかが重要です。

挑戦した過程や結果を具体的な行動・事実・数字で示すことで、説得力のある内容になります。

また、エピソードは時系列に沿って論理的に構成し、読み手が自然に理解できる流れを意識しましょう。

自己PRを書いたら、第三者のフィードバックを活用することも大切です。

自分では気づきにくい改善点も、プロの視点から客観的なアドバイスをもらうことで明確になります。

キャリエモンでは、ガクチカや自己PR、志望動機などを投稿するだけで、プロのアドバイザーから無料で何度でも添削アドバイスを受けられます。

この記事で紹介したような具体的な指摘やアドバイスがもらえるため、自己PRのブラッシュアップに大いに役立つでしょう。

さらに、キャリエモンの就職支援サービスに登録すれば、エントリーシートの添削、面接対策、求人紹介などの支援を完全無料で受けられます。

オンラインで気軽に相談でき、実績も豊富。

「チャレンジ精神をアピールしたいんだけど、どうしたらいいかな……」という方も安心して頼れる存在です。

サービスをフル活用して、自信を持ってチャレンジ精神を語れる自己PRを完成させましょう。

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キャリエモン編集部

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