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エントリーシートに挑戦したことを書くポイント|高評価につながるエピソードの選び方とは

この記事では、エントリーシートに「挑戦したこと」を書く際の、エピソードの選び方や、伝わりやすい書き方のポイントを解説します。何を書けばいいのか悩んでいる方はぜひ本記事を参考にしてくださいね!

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エントリーシートに挑戦したことを書くポイント|高評価につながるエピソードの選び方とは
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多くの就活生が、エントリーシートの自己PR欄やガクチカ欄に何を書けばいいのか、どのようなエピソードが評価されるのか、悩んでいることでしょう。

印象に残り、高く評価されやすいエピソードに「挑戦したこと」が挙げられます。

チャレンジ精神を持って困難な目標に挑み、一定の成果を上げた人物は、仕事でも活躍してくれそうなイメージを持ってもらえるからです。

過去に挑戦したことで高い成果を上げたエピソードがあれば、積極的に取り上げてみましょう。

この記事では、エントリーシートに「挑戦したこと」を書く際の、エピソードの選び方や、伝わりやすい書き方のポイントを解説します。

挑戦エピソードで印象アップ!企業に活躍を期待されるESの書き方

好印象を持ってもらえるエントリーシートには、共通の特徴があります。

それは「うちの会社に入ったら活躍してくれそう」という、イメージが持てる点です。

活躍をイメージしてもらうには、「具体的な成果」と「成果に至る行動」をアピールすることが必要です。

キャリエモンのQ&Aから、高校時代の部活の経験を題材に、挑戦したことを400字でまとめたエピソードを見てみましょう。

【例文】

私が人生で最も挑戦したことは、高校時代に硬式テニス部で目標達成のための最適な練習方法を提案したことです。

私たちのチームは、高校からテニスを始めた部員が多く、ジュニアのトップ選手が集まる上位常連校には技術面で劣っており、毎年北海道大会ベスト8に留まっていました。

私たちは、北海道大会団体ベスト4を目標に掲げ、そのためにはどんなボールもコートに返し、相手の得意なプレースタイルをさせないこと徹底するプレースタイルで勝ち上がるべきと考えました。

このプレースタイルの確立のためには、体力とボールコントロール力が必要と考え、顧問やコーチ、部員に振り回し練習と的を使ったコントロール練習をメニューに取り入れることを提案しました。

その結果、私たちのプレースタイルが確立し、北海道大会団体3位を獲得することができました。

この経験から、目標達成のために最適な方法を見つけ、継続的に努力することで目標以上を達成できることを学びました。

インターンのESで挑戦したことを400字以内にどうまとめればよいですか?

上記は、高校時代のテニス部の経験です。

未経験者が多いチームでありながら、強豪校と競り合い北海道大会で3位と、目標以上の高い成果を上げたことが書かれています。

「具体的な練習メニューの提案」という行動と、それに対してしっかり成果が生まれた点は、好印象を持ってもらえるでしょう。

さらにパワーアップするならば、練習メニューの提案によって、どんな変化が生まれて素晴らしい成果につながったのか、より深堀った具体的なエピソードを盛り込むと良いです。

すると、チームの成果への貢献度合いをより強くアピールできるでしょう。

上記のように、挑戦したことを書く際には「成果」とそれにつながる「行動」を、セットで具体的に書くようにしてみてください。

高評価につながる「挑戦したこと」のエピソードの選び方

高評価につながる「挑戦したこと」のエピソードの選び方

挑戦したことを評価してもらうには、エピソード選びが重要です。

「仕事での活躍イメージ」を持ってもらうには、以下の視点を意識して挑戦したエピソードを探してみてください。

  • 明確な実績があるエピソードを選ぶ
  • 長期間にわたる挑戦を選ぶ
  • 難易度が高い挑戦エピソードを選ぶ
  • 実務能力がアピールできるエピソードを選ぶ

それぞれ見ていきましょう。

明確な実績があるエピソードを選ぶ

挑戦したことによって得た成果が、誰が見ても「すごいな」と思われるものであれば、積極的に取り上げることをおすすめします。

なぜなら、明確な実績は「仕事でも成果を上げてくれそうだ」と、活躍のイメージを持ってもらえるからです。

Q&Aから例文を見てみましょう。

以下では、サポーターから英語力を身につけた実績はもちろん「挑戦心というテーマに沿って書けている点」も評価されています。

【例文】

私は、「挑戦心」を持って海外留学を行った。

広い視野を持ったグローバルな人間になりたいという理由からオーストラリアの語学学校に6ヶ月間通い英語力の向上に努めた。

最上級のレベル(IELTS7.5以上相当)に到達することを目標に、授業の予習・復習はもちろんのこと期間ごとに小さな目標を立て、必ず達成・継続することを徹底した。

授業時には、議論で積極的に発言することや分からないことを必ず先生に質問することなど貪欲に学ぶ姿勢を意識した。

結果は、目標から1つ下のレベル(IELTS6.5相当)で卒業することになり、目標を達成できなかったことが悔しかったが、挑戦心をもって粘り強く取り組むことの重要性を学んだ。

ESの「挑戦心」についてのエピソードを添削していただけますか?

6ヶ月間の海外留学で高い目標にチャレンジし、英語力の向上に取り組んだことが書かれています。

最上級レベル(IELTS7.5以上相当)にチャレンジすることも素晴らしいです。

さらに、期間ごとに小さな目標を立て、やるべきことをやり切った点は、仕事でも必ず成果を出してくれそうな印象を与えそうです。

結果として目標は達成できませんでしたが、一つ下のレベル(IELTS6.5相当)には到達しており、仕事で十分に通用する英語力を身につけていると評価されるでしょう。

英語力が必要な仕事であれば、かなり目を引く内容ではないでしょうか。

このように、明確な実績を残したチャレンジ、しかも仕事で活かせるものであれば、積極的に取り上げるようにしましょう。

長期間にわたる挑戦を選ぶ

挑戦したことのエピソードを探す際には、これまで自分が取り組んできたことを振り返ることになるでしょう。

その際、もし「長い期間をかけて取り組んだこと」があれば、エピソードとして使える可能性が高いので、深掘りしてみることをおすすめします。

Q&Aから「人生で一番挑戦したことは?」の設問に対する例文を見てみましょう。

【例文】

私が人生で一番挑戦したことは、大学時代にボランティア活動で子ども食堂の10人程度の子ども達に向けたレクリエーション企画である。

1年生の頃は子供たちと話すだけであったが、2年後には毎回食後に行うレクリエーションを考える役割にも挑戦した。

レクリエーションは王様ゲームやクイズなどで、子どもたちの意見を聞きながら考えた。

最初の頃は一部の子が孤立するなどの上手くいかないことが多かった。

しかし、その子に対してはボランティアが付き添い支えるなどの改善案を考え、より多くの子どもが楽しむことができるように心がけた。

今では子供たちが前よりも明るくなったのではないかと感じているので、とてもやりがいを感じている。

ニトリのESで挑戦的な経験を書く部分の添削をお願いしたいんですが、可能でしょうか?

ボランティアをテーマに挑戦したことと、実感した成果からやりがいを感じて活動していたことが伝わるエピソードで好感が持てます。

ただ、「レクリエーションを考える役割」だけだと、短期間の取り組みを取り上げている印象を持たれてしまいそうです。

なので、文面から察するに少なくとも2年の間、こども食堂のボランティアに携わっているようなので、まずその点を挑戦として明確に書くともっと良くなるでしょう。

その上で、レクリエーションを考える役割で行った工夫と成果を、具体的に書くとさらに印象がアップしそうです。

挑戦したことのエピソードは、一時期の短期間の取り組みよりも、長期間携わったものを選ぶと高評価につながりやすくなります。

エピソードは絞り込み過ぎず、長く続けた活動の中の一つの取り組みとして書くことを意識してみてください。

難易度が高い挑戦エピソードを選ぶ

挑戦したことのエピソードを選ぶ際は、難易度の高い目標に挑み、達成した経験を選ぶようにしましょう。

実現できるか分からない中、不安と戦いながらも懸命に努力して、達成できたエピソードが理想です。

Q&Aから「受験対策が遅れていたが効率良く勉強し、見事に志望校に合格したエピソード」を見てみましょう。

【例文】

私は大学受験が人生最大の挑戦です。

運動部に所属していたことで、受験の始まりが出遅れていたため、引退してからは足りない時間を質と効率とモチベーションの維持で補うことに努めた。

同じレベルの志望校の友たちと勉強時間を共有することでモチベーションの維持を図り、時間ごと勉強する科目を決めることで残り時間が明確となり、集中して勉強することができた。

たくさんの周りの協力があって無事志望校に合格することができた。

大学受験時の挑戦を添削して欲しいのですが、何を重視すればよいでしょうか?

限られた時間の中、友人と励ましあいながらモチベーションを維持した点は、仕事でのチームワークを連想させ良い印象を与えます。

ただ、のQ&Aではサポーターから「大学受験がどのくらい難しいチャレンジだったか」をより明確にすることで、より伝わるガクチカになるとアドバイスがされています。

例えば、部活を引退した時の偏差値と、志望校の合格ラインの偏差値に、大幅な開きがあったことが書かれていれば、その差を埋めるために相当な努力をしたことが伝わります。

さらに、その努力や工夫の内容を定量的・具体的に書くと、困難なチャレンジを成し遂げた人物であることが伝わりやすくなります。

そのような書き方をすれば「困難なミッションに果敢にチャレンジして、様々な工夫で成果を出す人物」として評価されるでしょう。

上記のQ&Aには他のサポーターからも、挑戦エピソードのまとめ方がアドバイスされていますので、ぜひ参考にしてみてください。

実務能力がアピールできるエピソードを選ぶ

もし、実務能力をアピールできるようなエピソードがあれば、積極的に取り上げていきましょう!

こちらのQ&Aでは、文化祭実行委員の感染症対策責任者として、活躍したエピソードが書かれています。

【例文】

大学2年次に300人が所属する文化祭実行委員会の感染症対策チームの責任者を1年間務め、感染者ゼロの文化祭開催に挑戦した事だ。

この経験から他者を巻き込んで取り組む事にやりがいを感じる事に気が付いた。

取り組むにあたって直面した課題は、4000人もの来場者を受け入れるにあたって適切な感染症対策の手法やレベルが分からないという点であった。

そこで私は外部からのスキルの補完を目標として定めた。

近隣3大学の実行委員長に直接連絡を行い、各大学の悩みを補完する組織を創設する事で予約制度のノウハウを学ぶ事が出来た。

その際、傾聴力を活かし各大学の情宣に関するニーズを掴み、中大と関係性のある地域のラジオ番組の共同出演を提示する事によって、両大学に利益をもたらす関係性を作る事が出来た。

結果、感染者を出さずに開催し、一日あたり1時間作業時間を減らす事が出来た。

文化祭ゼロ感染への挑戦!成功の秘訣は?

上記のエピソードでは文化祭の感染症対策の責任者として、難しい役割にチャレンジして無事に感染者を出さずに文化祭を終えた成果が書かれています。

コロナ禍の一時期、感染症対策はどこの企業も頭を悩ませた課題です。

そのような時期に、感染症対策の責任者として実務を経験したことは、アピールできる要素となるでしょう。

この例文では、ノウハウがなければ外部から補完することや、外部組織に積極的に働きかけた姿勢が盛り込まれています。

実務能力の高さを感じさせ、採用担当者に「ぜひ会ってみたい」と感じさせる好事例といえるでしょう。

挑戦したことをエントリーシートに書く時の基本的な構成

ここからは、挑戦したことをエントリーシートに書く際の基本的な構成について見ていきましょう!

構成する際は、以下の流れを意識してみてください。

  1. 結論(挑戦したこと)
  2. 理由(エピソード)
  3. まとめ(学んだことや得たこと)

まずは、Q&Aの例文を見てみましょう。

【例文】

私は、オーストラリアへの留学で周りの人々と話せるようになることが挑戦であった。

私は、大学での英語の授業で、先生にうまく説明できず悔しい思いをしたことがあった。

この経験から、自分の気持ちをや考えを適切に言えるようになる目的であった。

課題は、やはりタイミングを逃し言いたいことが言えなかったことだ。

これを乗り越えるために、大学の休み時間や同じルームメイトの日本人の子と話す時も英語を徹底し、考えながら英語で話すのではなく、日本語よりも自然と英語が頭に浮かぶようにした。

この結果、日に日にスラスラと言えるようになり、ホストマザーから上達したねと言ってもらえるまでになった。

ここから学んだ課題解決力を大学の学びやアルバイトなどに活かしている。

小売業界のESに挑戦をどう表現すれば良いですか?

留学経験による挑戦や学びが、しっかり伝わってくるエピソードです。

上記の例文も良いですが、サポーターのアドバイスをもとに、構成を意識して書き換えた例を見てみましょう。

【構成を意識した例文】

    <結論>
    私の挑戦は、英語でのコミュニケーション力を高めたことです。

    <エピソード>
    大学の授業で英語でのコミュニケーションがうまくいかず悔しい思いをして、自分の気持ちや考えを適切に英語で伝えたいと思ったことがきっかけです。

    そのためにオーストラリアへの留学を決意しました。

    最初は英語がスムーズに出てこず苦労しましたが、英語で話すことを徹底できる環境に身を置くことで、自然と日本語よりも英語が頭に浮かぶようになりました。

    <まとめ>
    私はこの経験から課題を解決するには、自ら厳しい環境に身を置くことの大切さを学び、日々の勉強やアルバイトにも活かしています。

サポーターのアドバイスをもとに構成を意識すると、「チャレンジしたこと」と「成果」、そのための「努力や工夫」、「経験から得たこと」が整理されました。

少し順序を変えるだけでも、伝わりやすさは大きく変わるので、意識してみてください。

挑戦したことが伝わりやすいエントリーシートの書き方

せっかく素晴らしい挑戦エピソードを持っていても、「書き方が原因」で伝わらない状態にあるのは、もったいないです。

ここでは、挑戦したことが分かりやすく伝わる「書き方の工夫」について確認していきましょう。

書く際には、以下の4つの視点に注意してみてください。

  • 成果のすごさが伝わるように書く
  • 働いているイメージが伝わるように書く
  • 目標を明確に書く
  • 挑戦エピソードは具体的に書く

それぞれ確認していきましょう。

成果のすごさが伝わるように書く

まずはQ&Aから、以下のエピソードを見てみましょう。

サポーターからは「素晴らしい接客をしたいたことが伝わる内容だ」とお墨付きももらっています。

【例文】

私はバーガーチェーンのアルバイトで、接客に力を入れていた。

最初は手際が悪く、お客様に怒られることもあったが、この経験をきっかけに目の前のお客様に心地よい時間を提供するため努めるようになった。

具体的には、先を読んだ気配りで常連の方が来られた際には毎回頼まれる注文を事前に準備し、迅速に提供できるように工夫していた。

また、メニューに戸惑っている高齢のお客様には、好みや気分に合った提案をした。

これらの行動の積み重ねがお客様から評価を受け、感謝の言葉やアンケートでお褒めの言葉を頂いた。

店舗内ではお客様に寄り添った接客のお手本として店長から評価され、最上級生以外で初めて教育係を任せて頂いた。

この経験を通して、洞察力とそれを行動に移す実行力を身に着けることができた。

「バイトから営業職へ!私の接客経験と挑戦」

顧客満足度の高い接客が評価され、お手本として教育係に抜擢された素晴らしいエピソードです。

成果が具体的に書かれている点は、ぜひ真似していきましょう。

これだけでも成果の素晴らしさは十分に伝わりますが、さらに工夫することでより「すごさ」を伝えられそうです。

例えば、Q&Aに回答したサポーターからは、次のようなアドバイスもされています。

接客の基礎的な取り組みを入れる周囲へ与えた影響を盛り込む
エピソードに書かれている2つの取り組みはレベルが高い。

まずは基礎的なことから習得してレベルアップした流れがあるとさらに好印象。
教育係に抜擢されたということは、周りのスタッフへもなにかしらの好影響を与えていたことが推察される。

そのために意識していた行動を書くと、チーム内での活躍をイメージできる。

上記2点をさらに深掘りして記載することで、成果のすごさが強調され「活躍してくれそうだ」「この応募者に会ってみたい」と思われるエントリーシートに仕上がるでしょう。

働いているイメージが伝わるように書く

挑戦エピソードから実際の仕事ぶりを伺えると、採用担当者の印象に残りやすくなります。

実際に働いているイメージが伝わる書き方になるよう工夫してみましょう。

Q&Aに、「学生活動として地域の特産品開発に取り組んだ」好事例があるので見てみましょう。

【例文】

私が大学で力を注いだことは、地元の人と協同で商品開発を行ったことだ。

東京都檜原村の特産品であるゆずを活用し、地域の知名度向上を目指した。

取り組む中で2つの課題に直面した。

1つ目は協力してくれる製造元や販売店を見つけることだった。

そこで私は率先して企業調査や架電を担当し、学生活動ながら本気で取り組んでいることを理解してもらうため、企業向けの提案資料を作成した。

2つ目は需要ある商品開発を実現することだった。

グループの議論では、相手の意見を否定せず尊重することを心掛け、メンバーが目指す方向へ導く役割を果たした。

私の人との信頼関係を築くことに長けた社会性という強みを活かし企業との連絡窓口を一貫して担い、やりたいこととできることを調整した。

その結果、商品化という目標を達成することができた。

この経験から、自らの役割を見つけ主体的に行動することが、チームの目標達成に繋がることを学んだ。

特産品開発!学生時代の挑戦と成果

このエピソードの素晴らしい点は、挑戦する取り組みのプロセスで「どのような行動をとったか」が明確に書かれている点です。

  • 協力企業を見つけるために企業調査をして直接電話をかけた
  • 活動を理解してもらうため企業向けの提案資料を作成した
  • 企業との連絡窓口を担当した
  • 新商品開発では調整力を発揮し商品化の目標を達成した

これらの行動が具体的に書かれていることで、働いている姿がイメージしやすくなっています。

仕事ぶりがイメージできることで、多くの採用担当者が「うちの会社に入って活躍してもらいたい」と、思うのではないでしょうか。

目標を明確に書く

挑戦エピソードでは、目標を掲げ達成を目指して行動したことを書くケースが多いのではないでしょうか。

高い目標を掲げ、果敢なチャレンジをした内容は高い評価を受けます。

しかし、その目標の高さが伝わりにくければ、印象に残ることは難しくなってしまいます。

そこでQ&Aから、Webデザインの習得に独学で挑戦したエピソードを見てみましょう。

以下の例文には、サポーターから「目標を定量的に表現する情報」を追加することで、評価されるエピソードに仕上げられるといった回答がされています。

【例文】

私が大学生活で打ち込んだことは、大学3年次の時に挑戦したWebデザインの独学です。

大学ではパソコンを使った授業が多く、また1、2年次で単位を取得し時間に少し余裕ができたため、それをきっかけにパソコンを使い新しいことに挑戦し、スキルを身につけたいと思い取り組みました。

案件を獲得し、目に見える成果を残すという目標を掲げ、YouTube、情報商材、実際に成功した人のWebサイトから情報収集を行い、SNSでのアウトプットを意識して取り組みました。

大学、アルバイトがありまとまった時間を確保することが困難でしたが、授業の間の隙間時間、アルバイトの休憩時間などを利用しつつ取り組みました。

結果、案件獲得という目に見える成果を残すことはできませんでした。

しかし学んだデザインの知識を活かし、大学のゼミでのグループ発表ではスライド資料の作成を担当し、レイアウトの面でグループ・教授から高評価をいただくことができました。

挑戦したWebデザイン独学をエントリーシートにどうまとめ、成果と学びを表現すればいいですか?

Webデザインの習得に独学でチャレンジし、一定のスキルを獲得したことが伝わるエピソードです。

「目に見える成果を残すことを目標に」とありますが、このQ&Aに回答したサポーターもアドバイスしている通り、目標は可能な限り「数値」で表すことで、より目標の高さが伝わりやすくなります!

この例でいえば「SNSに投稿して〇件の案件を獲得する」とすることで、より目標が明確になり、チャレンジの難しさが伝わるはずです。

高い目標を定量的に表現することで、チャレンジ精神のアピールになりやすくなるので、「数値化」することを頭に入れておくようにしましょう。

さらに、目標から逆算して達成に向けた行動が書かれていると、目標達成に向けて計画的に努力できる人材として評価されやすいので、おすすめです。

挑戦エピソードは具体的に書く

エントリーシートを書く際に共通する注意点ですが、抽象的な表現を避け、より具体的に書くことを意識しましょう。

特に挑戦エピソードは前向きな取り組みであるため、挑戦した内容が具体的であるほど、強みとしてアピールしやすくなります。

Q&Aからアイルランドに留学して、半年間アルバイトをしたエピソードを見てみましょう。

【例文】

学生時代に最も力を入れていたことは、アイルランドへの語学留学です。

私の目標は、英語力の向上と異文化交流によって自分の視野を広げることが目的でした。

そして留学先では、当初英語力がない中でも積極的に異なるバックグランドや価値観を持つ人々との交流を通じて、互いに理解し合える関係の構築に努めました。

また語学の向上のために現地で半年間英語でのアルバイトを経験し、積極的に英語力の向上にも全力で取り組みました。

結果として語学力が向上し、異なる文化に触れることで、自身の視野が広がり、多様な考え方や価値観を理解することができました。

この経験により、異なる文化や価値観を受け入れる柔軟性やコミュニケーションの大切さを学びました。

また自分を成長させるためには、積極的に挑戦することが重要だと実感しています。

そして困難な状況下でも自分で考え、行動し結果を出せるということが自分の強みだと考えています。

留学経験から得た柔軟性と挑戦心

留学先でのアルバイトは、多くの学生が経験していない独自の強みといえるでしょう。

強いエピソードを持っている点をより活かすため、「アルバイト先で語学力向上に役立ったエピソード」をさらに具体的に書くと、深みが増して印象的な内容に仕上がるはずです。

特に独自性のある強みがある場合は、その部分をより具体的に表現できるとよいでしょう。

まとめ

エントリーシートに挑戦したことを書く時は、難易度の高い目標に挑戦したエピソードを選べば、チャレンジ精神をアピールできます。

難易度の高い仕事でも果敢に挑む姿勢が伝われば、この応募者に会ってみたいと思ってもらえるでしょう。

「挑戦した際の取り組み」と「成果」を具体的に書くことが、高い評価を得るポイントです。

とはいえ、エントリーシートに挑戦したことを書く時は、エピソード選びから悩むことも多いのではないでしょうか

そのような時は、ぜひキャリエモンのQ&Aを参考にしてください。

皆さんと同じ悩みを抱える就活生が様々な質問を投げかけ、プロのサポーターが丁寧に疑問に答えています。

もちろん、あなたからの質問もOKです。

まずは目の前の悩みを解消して、内定獲得に向け大きく前進しましょう。

さらに踏み込んだサポートを希望される方には、キャリアアドバイザーと直接話せる「キャリアサポート」も実施しています。

オンラインで様々な相談を受け付けているので、今抱えている悩みをダイレクトに解決できるでしょう。

いずれも無料のサービスなので、少しでも気になった方は、まずは気軽に登録してみてください。

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プロのキャリアサポーターから「書類/ES添削」や「就職/転職相談」を無料で好きなだけ受けられる「キャリエモン」の編集部です。就活に役立つノウハウや、生の就活情報をお届けします。