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添削で自己PRをパワーアップ!企業に伝わるPRのコツ【成功例・改善例も紹介】

自己PRを添削してもらうことで、自分では気づけない課題や改善ポイントを客観的に洗い出すことができます。この記事では、自己PRを企業目線で見直す方法や、添削によって内容がどう変わるのかを紹介します!

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添削で自己PRをパワーアップ!企業に伝わるPRのコツ【成功例・改善例も紹介】
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自己PRを作成してみたものの「この内容で本当に企業に伝わるだろうか?」と不安に感じたことはありませんか?

自分一人で書いた自己PRは、自分の視点に偏りやすく、採用担当者にうまく伝わらないリスクがあります。

そこで第三者に自己PRを添削してもらうことで、自分では気づけない課題や改善ポイントを客観的に洗い出すことができます。

プロの視点を取り入れてブラッシュアップすることで、自己PRの完成度は大きく向上し、企業に響くアピールができるようになるのです。

この記事では、自己PRを企業目線で見直す方法や、添削によって内容がどう変わるのかを具体例とともに紹介します。

ポイントを押さえ、企業にしっかり伝わる自己PRを作りましょう!

自己PRは添削でどう変わる?

「どこを直せばもっと良くなるのか分からない」「自分の強みが本当に伝わっているのか不安」

このように感じた就活生から、キャリエモンに添削依頼が寄せられました。

【例文】

私は、課題を見つけ、解決に向けて挑戦する力を持っていると自負しています。

自分の中の課題を見つけ、それを解決するための挑戦をしてきました。

まず、大学のゼミではリーダーシップを養うためにゼミ委員に立候補し、話し合いの中心となって全員が納得できる形で議論を進めました。

また、コミュニケーション力を高めるために接客業である居酒屋でのアルバイトを大学1年から現在まで続け、お客様や職場の方との円滑なやり取りを心がけました。

これらの行動により、リーダーシップとコミュニケーション力の向上に成功しました。

貴社は多岐にわたる事業展開を行っており、その中で様々な挑戦を通じて自己成長ができると確信しています。私は、今までの経験を活かし、貴社で新たな課題に挑戦し、会社とともに成長していきたいと考えています。貴社の一員として、幅広い業務に関わりながら、自らの能力をさらに伸ばし、貢献できるよう努力していきたいです。

自己PR文の添削をお願いできますか?

詳しい相談内容はこちらのページもご確認ください。

相談者に対して、アドバイザーから以下のように回答がありました。

  • 自己PRでは「受けている業界・職種」において、活躍を感じさせるような強みを書く
  • 成長度合いについて、客観的に判断できる具体的な情報を記載する
  • 強みの課題解決にあわせて「課題→解決策→結果や行動したこと」の順序で記載する

これにより、活躍を感じさせるような文章になり「会ってみたい!」と企業に思わせる具体性を備えた自己PRになります。

自己PRの添削で見直すべきポイント

自己PRの添削で見直すべきポイント

自己PRを書いたものの、より良いアピールができるように、見直しを重ねる人も多いでしょう。

自己PRをブラッシュアップするには、改善すべきポイントを明確に理解しておかなければなりません。

どこを直すべきかを正しく把握できれば、自己PR全体の説得力を大きく高めることができます。

ここでは、添削で見直すべき重要なポイントを整理し、効果的な自己PRに仕上げるためのヒントを紹介します。

自己PRで強みを効果的に伝える

自己PRで自分の強みを伝えるとき「この強みで本当に企業にアピールできるのだろうか?」と悩む人も多いでしょう。

自己PRを作成するにあたっては、単に自分の強みを述べるだけでは十分とはいえません。

特に、面接で効果的にアピールするためには、志望企業の業務内容に言及しながら、自分の強みをどう活かせるかを具体的に伝えることが大切です。

そもそも自己PRでは「志望先の企業で活躍できる素地があること」を示す必要があります。

キャリエモンには、自己PRの書き方について、以下のような相談が寄せられています。

【例文】

私の強みは「目標達成に向けて粘り強く行動する力」です。

前述した、アパレルショップでのアルバイト経験と文化祭でのゼミ発表に向けてチームをまとめ、準備を進める役割を担ったことで「目標達成に向け粘り強く行動する力」を磨いてきました。

当時、文化祭の発表まで半年という長期的な目標を持つ中で、メンバーが他力本願になり、進捗がかなり遅れていました。

私はこの状況を打開するため、毎回のゼミで「次週までに何をするか」を積極的に提案し、LINEで頻繁に連絡を取りながら、メンバーの進捗状況を確認しました。

チーム全員が当事者意識を高めるようサポートしたことで、結果的に準備が整い、文化祭での発表では2位を受賞することができました。

この経験から、私は目標を達成するために、どんな状況でも粘り強く行動し、他のメンバーを巻き込んで目標達成に導くことが重要だと学びました。周囲を巻き込み、課題を乗り越えていく行動力を活かし、貴社でも目標達成に向けてチームを導く役割を果たしたいと考えています。

自己PRの添削をお願いしたいのですが、強みが伝わるポイントは何ですか?

面接で強みを効果的に伝えるには「志望先の業務に言及すること」が重要です。

自己PRでは、その強みをどう活かせるのかまで示すことが求められます。

例えば「御社の〇〇という事業部での△△業務では~」のように、具体的な業務に紐づけて話すと、活躍のイメージが伝わりやすくなります。

企業研究をもとに具体的な業務内容に触れることで、他の応募者と業務理解の深さで差をつけることが可能です。

加えて、スキルや経験に「再現性」があることも自然に伝えることができるでしょう。

また、強みの裏付けとなるエピソードでは、状況がどのように変化したかを描くのが効果的です。

例えば「最初は協力が得られなかったが、継続的な働きかけによってチームが動き出した」などの流れを加えると、説得力がぐっと増すでしょう。

成果の伝え方についても工夫が必要です。

「2位受賞」という結果だけでなく「半年後を目標にしていたところ、◯ヶ月前倒しで達成できた」など、目標との対比があると努力の過程がより明確に伝わります。

強みの裏付けや成果の表現を工夫しながら、自分のスキルを志望先の業務にどう活かせるかを具体的に伝えることが、説得力のある自己PRにつながります。

「自分だからできること」を意識する

自己PRを作成する際「やりたいこと」を述べることはできても、なぜ自分がそれをできるのかを明確にするのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

自己PRを作成する上で重要なのは「自身がやりたいこと」だけでなく、その「やりたいこと」をなぜ自分ができるのかをしっかりアピールすることです。

これを意識することで、より具体的で説得力のある自己PRが作成でき、面接でも自信を持ってアピールできます。

実際に寄せられた「PR業界での志望動機」をもとに詳しく解説します。

※PR(パブリック・リレーションズ)とは、企業や団体が社会との良好な関係を築くための広報活動を指します。

PR業界においては、志望先の業務内容に即して自分の強みをどのように活かせるかを伝えることが非常に大切です。

単に「やりたいこと」を述べるのではなく、実際に「なぜそれができるのか」を具体的に説明することで、企業側にしっかりと自分の強みを伝えましょう。

以下の表に、自分がどのように志望業界で「自分だからできること」を意識し、具体的に伝えるとよいかをまとめました。

項目内容
志望動機「やりたいこと」だけでなく、その実現に必要な強みや経験が自分にあることを明示する
具体的な経験と学び自分の経験から得た学びを、志望企業でどう活かせるかにつなげて説明する
企業理解へのつなぎ方企業の理念や事業への共感を、自分の経験や価値観と結びつけて伝える
入社後の目標と行動計画入社後にどんな行動を通じて貢献するか、PRプランナーとしての具体的なビジョンと計画を示す

これらのポイントを意識することで「自分だからできること」がより具体的かつ効果的に伝わり、自己PRが一層強化されます。

エピソード選びと構成の工夫で伝わる自己PRを作る

自己PRを作成する際、どのエピソードを選べば良いか迷うことが多いですよね。

キャリエモンでもこのような相談が寄せられています。

【例文】

私の強みは客観的に物事を捉えることができることです。

3年間続けた映画館でのアルバイトでは、高齢の方から発券機の使い方を尋ねられることが多いのですが、何度も聞かれるにつれて自分の説明が高齢の方に理解しづらいのではないかと気づきました。

そこで自分の説明を動画で撮影し振り返ったところ、早口になってしまうことや「タップ」や「スクロール」といった高齢の方になじみのない言葉を使っていることを発見しました。「画面を指で軽く触れその後すぐに離してください」と言い換えるなど、話す速度や言葉の選び方を変えました。

現在ではお客様に合わせた言葉使いで分かりやすい説明を行うことを心がけています。そのため、お客様から感謝の言葉を頂けることが多くなり、自分の業務に対して自信を持つことができました。

このような経験から私の強みは客観的に物事を捉えることができることだと考えています。 

「ES自己PRの添削求む!強みは客観視力」

重要なのは「伝えたい強み」につながるエピソードを選び、成果→行動→気づき→強みの流れで整理することです。

強みを証明するエピソードを通じて、企業に印象的に伝えることができます。

エピソード選びは、強みを明確に示すための第一歩です。

具体的な行動や成果を盛り込み、エピソードを通じて自分の価値を伝えましょう。

以下の表に自己PRの組み立て方を順にまとめています。

組み立て方ポイント
自己PRにふさわしいエピソードを選ぶ成果が明確に伝わる経験を選び、課題への取り組みが伝わる構成にする
構成を意識してまとめる成果→取り組み→気づき→強み の流れでストーリーを整理する
伝えたい強みを軸に組み立てるストーリー全体が強みを支える内容になっているかを確認する
成果や成長を具体的に示す結果や変化を数値や具体的な反応で表現し、説得力を高める

この流れを意識してエピソードを整理することで、自己PRの説得力と印象は大きく高まります。

具体性で説得力をUPさせる

自己PRを作っても内容がやや抽象的になり「本当に伝わっているのか不安」と感じる人は多いものです。

キャリエモンにも、具体性や説得力に関する相談が寄せられています。

【例文】

私の強みはいい意味での“しつこさ”、つまり探究心です。

この強みを趣味の料理を通じて磨きました。私は実家暮らしですが、大学生活の中で節約しながら美味しい料理を作りたいと考え、レシピを再現するだけでなく、調味料の組み合わせや調理法を工夫し、食材の特性をSNSや料理番組で調べながら研究を重ねました。

その結果、限られた予算内で美味しく満足感のある料理を作れるようになり、家族や友人に喜ばれることが増えました。

この探究心を趣味に留まらず、仕事でも活かしたいと考えます。例えば、製品をお客様に提案する際には、製品の特性や効果を深く理解した上で具体的な使用場面を説明し、お客様がその効果をイメージしやすいよう努めたいと思っています。

この強みを活かして、貴社の製品やサービスの価値を最大限に引き出し、信頼を築くことで貢献したいと考えています。

自己PRの添削をお願いしたいのですが、どのように改善すればよいですか?

アドバイザーは「“しつこさ”という素晴らしい素材をどう調理するか考える上で、応募先でどのような仕事をすることになるかを加味することが重要」とアドバイスしています。

強みそのものだけでなく、仕事の文脈に応じてどう活かせるかを意識することが、読み手に納得感を与える自己PRにつながります。

自己PRはエピソードを具体的に語り、成果や行動を明確にすれば、内容に説得力を持たせることができるでしょう。

説得力を高めるには「エピソードの具体性」を意識して伝えることが重要です。

以下のポイントを参考に、より具体的な自己PRを作成してみてください。

ポイントやるべきこと
強みとエピソードの一貫性を意識する強みとして伝えたい特性が、エピソード内の行動や結果と一貫しているかを確認する
具体的な行動や成果を描写する結果だけでなく、その状況下でどう工夫し、どう突破したかを具体的に描写する
応募先企業の仕事内容に合わせる応募企業の営業スタイルなどに即して、強みがどう活きるかまで言及する
曖昧な表現を避ける「ある日〜」など曖昧な表現は避け、背景や制約を明確にした上で場面を具体化する

具体的な行動と成果を盛り込むことで「この人は実際に行動できる人だ」と企業に伝えることができます。

抽象的な表現を避け、行動・成果を具体的に描写することで、読み手にイメージしやすく、印象に残る自己PRに仕上げましょう。

読みやすさを意識して文章を整える

自己PRを魅力的に伝えるには「内容」だけでなく「読みやすさ」も重視する必要があります。

誰が読んでも理解できる「読みやすさ」を意識して整えることで、内容をより伝えやすくなります。

キャリエモンに寄せられた相談を元に、意識して文章を整えるポイントを整理しました。

ポイントやるべきこと
強みが伝わる構成を整える結論 → エピソード(経験)→ 入社後の活かし方の順に整理して、話の流れを明確にする
抽象的な表現を避ける抽象的な言い回しよりも、背景・行動・変化・結果を具体的に記述して説得力を高める
「背景 → 行動 →変化・ 結果」の流れを意識するのがおすすめ
エピソードの具体性を上げる実験や成果の場面を具体的に描写し「どんな課題があり」「どう乗り越えたか」を明示する
ネガティブな表現を整理する感情の変化を伝える場合でも、課題を乗り越えた姿勢に重点を置き、ポジティブな印象でまとめる

読みやすさを高めることで、自己PRの内容がよりスムーズに伝わり、採用担当者の印象にしっかり残る自己PRに仕上がります。

以下のQ&Aでは、構成の工夫やエピソードの具体性を高めることの重要性について書かれています。

自己PRをより伝わりやすく整えたい人や、技術系・事務系問わずICT職を目指す人にとって参考になる内容です。

自己PRの成功例

自己PRは、伝え方次第で企業に与える印象が大きく変わります。

どんなに優れた強みを持っていても、伝え方を工夫しなければ魅力は十分に伝わりません。

ここでは、実際に評価された自己PRの成功事例を紹介し、どのようなポイントが企業に響いたのかを整理します。

成功のヒントをつかみ、自分の自己PR作成に活かしていきましょう。

成功例:企業に響いた自己PR

自己PRを書いたものの、企業にどのような点をアピールすれば評価されるのかわからず、不安に感じる人は少なくありません。

自己PRでは企業の求める人物像を意識し、強みと成果を具体的に伝えることで、より高く評価されます。

成功例から企業目線を意識した自己PR作成のポイントを整理し、自分のアピール方法に活かしましょう。

【例文】

私の強みはプレッシャーに負けず、挑戦し続けることだ。

大学院ではサブリーダーとして、異文化環境での協力体制の強化に取り組んだ。

クラスには13カ国30名が在籍し、グループワークが主体だったが、同じメンバーで作業する傾向が強く、新しい視点を取り入れる機会が不足していた。この課題を解決するため、最低3カ国以上のメンバーで構成するルールを導入し、チーム結成後に全員でランチを取る仕組みを整えた。

その結果、意見交換が活性化し、約90%の学生が新しい視点を得られたと回答。

この経験から貴社で、多様なステークホルダーと連携を強化し、それぞれの課題に応じた最適な提案や戦略を粘り強く行うことで、新たな価値の実現に貢献したい。

ES の添削で、企業が知りたい要素は何でしょうか?

特に自己PRの中では、企業が求める「課題解決力」と自分の経験とのつながりが意識されており、一貫性がある点が評価されています。

なかでも印象的なのが、多国籍な環境における課題発見と具体的な行動の描写です。

例文では「13カ国・30名という多様性のある環境」において、同じメンバーで作業が固定化されるという問題に言及しています。

それに対して「3カ国以上で構成するルールの導入」や「ランチ制度の整備」といった具体策を講じた点は、課題解決力と行動力をリアルに伝えています。

さらに「約90%の学生が新しい視点を得たと回答」という成果に加え、その経験が企業での貢献(提案・連携・価値創出)につながると明確に示している点も秀逸です。

行動→成果→企業での再現性という流れがきれいに構成されており、企業視点でも読み取りやすい内容になっています。

このように、変化対応力や多様性への適応力、提案型の姿勢といった資質に対して、自身の経験と成果が結び付き、説得力のある構成だといえます。

以下に、企業目線を意識した自己PR作成のポイントを整理しました。

観点成功ポイント
企業が求める資質との一致応募企業の理念や事業方針と、自分の経験・志向を結びつけて自己PRを設計した
行動と成果の明確化「90%の学生が新しい視点を得た」など、課題の設定・施策の工夫・成果を定量的に記述した
自己PR全体の一貫性強み→行動→成果→企業貢献とストーリーがつながっていた

さらに伝わる自己PRにするために、以下を押さえておきましょう。

  • 応募企業の価値観に沿って、自分の志向・行動・経験を結びつけて述べる
  • 課題設定と解決策を明確に示し、成果は数字などで説得力を持たせる
  • 自分の強み→具体行動→成果→入社後の貢献まで、一貫した構成にする

成功例:読みやすさと具体性がアップした自己PR

自己PRを書いても、内容があいまいで伝わりにくいと感じ、どう改善すればよいか悩むという声もよく聞かれます。

自己PRはエピソードに具体性を持たせ、読みやすく整えることで、伝わりやすさと説得力が大幅にアップします。

【例文】

私の強みは共感力です。他者の気持ちを洞察し、相手の状況を深く理解しようとする傾向があります。

例えば、不動産会社で物件の内見を案内するアルバイトで、自身の要望をうまく言語化できないかつ会社側が提案した物件に対しても十分に納得がいかない学生がいました。

そこで、私は顧客の話を聞きながら表情や言葉遣いに注目し、実は内向的で集団生活が苦手だと察しました。

そこで、安心して一人暮らしができるよう、個人のスペースを確保し生活サポート付きの単身マンションを提案した結果、顧客から満足の声をいただき、入居に繋がりました。

入社後は顧客の要望をヒアリングする際に、そのまま受け入れるではなく、言葉の裏から本質的なニーズを汲み取り、最適なソリューションを提案して貢献したいです。

自己PRの長さやエピソードの伝わり方についてアドバイスをいただけますか?

自己PRの「読みやすさ」と「具体性」を高めた成功事例では、次のようなポイントが示されています。

観点成功ポイント
内容の整理エピソードをひとつに絞り、構成を簡潔にまとめ、流れが整理された
エピソードの具体性・行動と成果をエピソード形式で描写した

・「強みが最も発揮された場面」を選び、定量化して示すことが大切
表現の工夫難しい表現を避け、シンプルにまとめ、理解しやすくなった

表の示す「内容の整理」「エピソードの具体性」「表現の工夫」を意識することで、私の強みである共感力がより明確かつ効果的に伝わる自己PRへと改善できます。

特に、具体的なエピソード描写と簡潔な表現を心がけ、IT業界の採用担当者に響くように修正していきましょう。

自己PRが改善された例

自己PRは、少しの工夫で見違えるほど伝わり方が変わります。

ここでは、実際に添削を受けて改善された自己PRのビフォー・アフターを紹介します。

成功例を見るだけでなく、改善例に触れることで「どこが伝わりにくいのか」「どう直せばよいか」を考えてみましょう。

自己PRが改善された例:情報過多を整理して「伝わる自己PR」に変化

自己PRを書いたものの、内容がまとまっていないと、伝えたい強みがぼやけてしまいがちです。

自己PRは情報を整理し、強みを軸に一貫性を持たせることで、格段に伝わりやすくなります。

以下は情報過多だった自己PRが、添削によって強みを明確に伝えられるように改善された事例です。

【例文】

私の強みは「すべきことの明確な認識、それに向けた目標設定、そしてその目標への努力を怠らないところ」です。

大学では、専門知識をしっかりと身に付けることを目標とし、明確な計画を立て勉強に取り組みました。事前に資料に一度目を通し、そこで生じた疑問点を講義中の説明を聞いて解決させていくことで講義への理解を深めました。

また、定期テストに向けて目標を設定し、友人と問題を出題し合うことで知識を定着させてから、テストに挑んでいます。

学業だけでなくカラオケ店でのアルバイトでは、お客様に喜んでいただくという目標達成のためマニュアル通りの接客やドリンク・フード作成だけでなく、お客様に寄り添った言葉遣いや提供方法、清潔で利用しやすい部屋作りを実行しています。時にはお客様から無茶な要望を受けることもありますが、献身しています。

また、ホタテの放流作業や砂糖ダイコンの移植作業のアルバイトでは、稚貝や苗を丁寧に取り扱うだけでなく、期間内に作業が終わるよう、漁師さんや農家さん、他のバイト仲間と協力しながら作業の効率化を図りました。

以上より、私の強みは「すべきことの明確な認識、それに向けた目標設定、そしてその目標への努力を怠らないところ」と考えております。この強みを活かして貴社の業績に貢献していきます。

目標達成への献身!私の自己PR術

相談者の意欲や工夫が随所に感じられる内容ですが、より伝わりやすくするために以下のポイントを整理しましょう。

観点改善ポイント
強みとエピソードの一致学業・カラオケ・農業のすべてに共通する「目的意識」を軸に据え、一貫性のある構成に整理
行動と成果の明確さ各経験において「目標→行動→成果」の流れを明示し、農業の経験では作業期間短縮という定量的成果を記載
構成と読みやすさ各経験を「目的意識の発揮例」として関連づけ、エピソードのつながりと理解がスムーズに

【改善後】

私の強みは「どんな場面でも目的意識を持ち行動できるところ」です。

大学では、専門知識をしっかりと身に付けることを目標とし、明確な計画を立て勉強に取り組みました。定期テストに向けて目標を設定し、友人と問題を出題し合うことで知識を定着させてから、テストに挑んでいます。

学業だけでなくカラオケ店でのアルバイトでは、お客様に喜んで頂くという目標達成のためマニュアル通りの接客やドリンク・フード作成だけでなく、お客様に寄り添った言葉遣いや提供方法、清潔で利用しやすい部屋作りを実行しています。

また、ホタテの放流作業や砂糖ダイコンの移植作業のアルバイトでは、作業が期間内に終わるよう漁師さんや農家さん、他のバイト仲間と協力しながら作業の効率化を図り、昨年と比べ作業期間を2日短縮することができました。

この目的意識を持ち行動できる強みを活かして、受け身にならず、意欲的に業務に取り組み貴社の業績に貢献していきます。

目標達成への献身!私の自己PR術

この修正によって、自己PRの軸が明確になり、内容の一貫性や成果の伝わりやすさが大きく向上しています。

  • 「目的意識」という強みに絞ったことで、読み手が伝えたいポイントをすぐに把握しやすくなっている
  • 経験の取捨選択によってエピソードが深掘りされ、行動と成果のつながりが具体的に描かれている
  • 「作業期間を2日短縮」といった定量的成果の記述が加わり、説得力のある自己PRに仕上がっている

これらのことを意識して、自己PRを見直してみてください。

自己PRが改善された例:抽象表現から具体行動&数字で魅力アップ

自己PRは、抽象的な表現を具体的な行動や成果に置き換えることで、説得力が格段に高まります。

ここでは、抽象的だった自己PRを、具体的な行動や成果を盛り込むことで説得力を高めた改善事例を紹介します。

【例文】

私は初めての事でも試行錯誤しながら取り組み、相手の立場に立って物事を考えられます。

私は学生時代ゲームセンターのスタッフとして1年間アルバイトをしていました。

しかし、アルバイトを始めた当初はゲームセンターの知識や景品を取る技術もない状態だったのでお客様から景品の取り方を教えて欲しいという要望に応える事ができませんでした。

しかし私はどうにかしてお客様からの要望(景品の取り方)に応えたいと思い、どんな景品でもアドバイスができるようにしようと決意しました。

そのために私が行った事一つ目はテストプレイの回数を増やした事です。テストプレイを増やした事によってアームのパワーと景品の形状や大きさの関係性をある程度把握(データ化)して、アドバイスをしやすくする事にしました。

次に行った事2つ目アルバイト先ではないゲームセンターに自分がお客さんとして通った事です。アルバイト先ではある程度パワーの把握はできているので、アームのパワーや景品が違うアルバイト先ではないゲーセンセンターに行き、初見でどうやって取るのかを知るために実際に自分がお客さんとして通いました。

月平均1万円は使うくらい通いましたが、多い月で5万円使う月もありました。

次に行った事3つ目は2つ目に自分がお客さんとして通っていた時にこの景品ならこの向きがいいな、あの場所だったらなと思う事が多くあったので、そこから景品の向きや場所を考えられるようにした事です。

そのような事を行い続けた結果、アルバイトの初めは取れましたと直接言われる事がほとんどなかったのですが、1日約10名様のお客様から、直接私に取れました!ありがとうございます!と言っていただけるようになりました。

このように私は初めての事でも、試行錯誤しながら取り組み、相手の立場に立って物事を考えられるのが私の自己PRです。

試行錯誤できる私の自己PR術

相談者の行動量や工夫の積み重ねがしっかりと伝わってくる内容ですが、より魅力が伝わる自己PRにするためには、抽象表現を具体的な行動や成果に置き換える視点が効果的です。

観点改善ポイント
表現の具体性具体的な施策(例:声かけ・景品設置)を明示し、実際の取り組みの内容が伝わるように工夫されている
成果の見せ方感謝された人数の変化を用いて、成果を定量的に伝えている(1~2人→約10人)
説得力行動と結果のつながりが整理され、読み手が流れを理解しやすい構成になっている

【改善後】

私は初めての事でも試行錯誤しながら取り組み、相手の立場に立って物事を考えられます。

私は学生時代ゲームセンターのスタッフとして1年間アルバイトをしていました。 

しかし、アルバイトを始めた当初はゲームセンターの知識や景品を取る技術もない状態だったのでお客様から景品の取り方を教えて欲しいという要望に応える事ができませんでした。しかし私はどうにかしてお客様からの要望(景品の取り方)に応えたいと思い、どんな景品でもアドバイスができるようにしようと決意しました。

そのために私が行った事一つ目はテストプレイの回数を増やした事です。テストプレイを増やした事によってアームのパワーと景品の形状や大きさの関係性をある程度把握(データ化)して、アドバイスをしやすくする事にしました。 

次に行った事2つ目アルバイト先ではないゲームセンターに自分がお客さんとして通った事です。アルバイト先ではある程度パワーの把握はできているので、アームのパワーや景品が違うアルバイト先ではないゲーセンセンターに行き、初見でどうやって取るのかを知るために実際に自分がお客さんとして通いました。 月平均1万円は使うくらい通いましたが、多い月で5万円使う月もありました。 

次に行った事3つ目は2つ目に自分がお客さんとして通っていた時にこの景品ならこの向きがいいな、あの場所だったらなと思う事が多くあったので、その経験から、声をかけられてなくても自分から声をかけて、「この景品だと、こちらの向きの方が取りやすので移動させていただきますね」と行動を起こして行った事です。

そのような事を行い続けた結果、アルバイトの初めは取れましたと直接言われる事が1日1〜2人だったのですが、、1日約10名様のお客様から、直接私に取れました!ありがとうございます!と言っていただけるようになりました。 

このように私は初めての事でも、試行錯誤しながら取り組み、相手の立場に立って物事を考えられるのが私の自己PRです。

試行錯誤できる私の自己PR術

修正によって、自己PRの軸が明確になり、内容の一貫性や成果の伝わりやすさが大きく向上しています。

  • 「目的意識」という強みに絞ったことで、読み手が伝えたいポイントをすぐに把握しやすくなっている
  • 経験の取捨選択によってエピソードが深掘りされ、行動と成果のつながりが具体的に描かれている
  • 「作業期間を2日短縮」といった定量的成果の記述が加わり、説得力のある自己PRに仕上がっている

まとめ

自己PRは、自分の強みや経験をどれだけ具体的に、分かりやすく伝えるかが重要です。

作成後は、強みがひとつに絞れているか、数字や変化といった具体的な実績・成果がきちんと盛り込まれているかを、チェックしましょう。

また、企業目線で「この人と働きたい」と思える内容になっているか、読み手の視点に立って見直すことも欠かせません。

成功例や改善例を参考にしながら、強みを軸に一貫性のある自己PRを組み立てていきましょう。

キャリエモンQ&Aでは、実際の添削事例を数多く閲覧できます。さらに、無料でプロに自己PRの添削・相談ができるため、自信がない方でも安心してチャレンジできます。

まずは1件質問してみるだけでも、自己PR作成に向けた大きな一歩を踏み出せるはずです。

また、キャリエモンでは自己PR添削だけでなく、キャリア支援サービス(人材紹介)も提供しています。

専任のキャリアアドバイザーが、あなたの志向や強みに合わせた求人紹介や、面接対策、内定獲得までを一貫してサポートします。

「自己PRを磨いたあと、実際に就活を進めたい」という人も、キャリア支援もぜひご活用ください。

キャリエモン
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キャリエモン編集部

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