

エントリーシートの趣味特技欄はどのように書けば良いのか、悩む人は多いのではないでしょうか。
- 趣味特技はありのままを書くべきなのか?
- 志望する業界に関連した趣味特技にするべきなのか?
- ありのままの趣味を書いて、マイナスの評価にならないだろうか?
志望動機や自己PRに比べ、意外と悩むのが趣味・特技欄です。
結論を言えば、ありのままを書くのも、業界に関連づけるのもどちらもOK。
趣味特技欄で大切なことは「どんなことに興味があるのか」「どんなものに熱中して取り組んできたのか」から「人となり」がプラスの印象で伝わることです。
この記事では、エントリーシートの趣味特技欄を書く際に、悩みがちなポイントが解消できるように、書き方を例文付きで解説します。
なぜ企業はエントリーシートに趣味特技欄を設けるのか
全ての企業がそうとは言い切れませんが、基本的にエントリーシートの趣味特技欄の記載内容のみを判断基準に、選考から外すことは考えにくいものです。
なぜなら、企業がエントリーシートに趣味・特技欄を設けるのには、以下の意図があるからです。
- その人の内面を知りたい
- 面接の話題作りに活用したい
詳しく見ていきましょう。
その人の内面を知りたい
趣味は、その人の興味関心が反映されるものです。
また特技は、その人がこれまでの人生で、時間をかけて取り組んだことから培われます。
こうしたことから、趣味や特技を聞くことにより、ある程度個々の応募者の内面を把握したいと考えているのです。
趣味や特技を書く際は、自分がこれまで真剣に取り組んできたこと、誇れることを書くようにすると人間性が伝わりやすくなります。
「ピアノで感動を!私の誇る特技|「ES全般」の相談」の中で寄せられた、応募者の内面がよく伝わる例文を見てみましょう。
【例文】
私の誇れることはピアノです。自信をもってこれだと言える唯一の自慢です。
3歳から15歳までの12年間ピアノを習っていました。
5歳の時にピアノの発表会で「ドラえもん」を演奏し客席の方からスタンディングオベーションを送られ、その日からもっと練習して自分のピアノで多くの人を感動させたいと思うようになりました。
半年に1回ある発表会の練習では、まずお手本のピアノ動画や先生の弾く音を耳で聞いて感覚をしっかりと捉えることから始めました。
ピアノを弾かない日はないように必ず5分でも弾くことや、夜の時間で近所迷惑になるときはピアノが弾けない日はアドバイスが書かれた楽譜を見て自分の中でイメージトレーニングをするなどして、地道に練習を続けました。
それを続けることで、本番は間違ってしまうこともあるのですが、止まることなく、発表会があるたびに自分の成長を強く感じています。
目標のために地道に努力し粘り強く取り組むことが出来るようになったピアノの経験は私の誇れることです。
このケースでは「私の誇れること」という設問に対する記載を「特技」に置き換えることができます。
この応募者がこれまでの人生で、ピアノに一生懸命取り組み「目標のために地道に努力し粘り強く取り組むことができるようになった」ことがよく伝わります。
そこに説得力を持たせているのは「毎日ピアノに触れる」「夜間でピアノに触れない時はイメージトレーニングした」など、取り組みの過程で何を大切にしてきたかが分かる点です。
さらに改善するならばコンクールの成績など、具体的で分かりやすい成果を盛り込むとよいでしょう。
面接の話題作りに活用したい
応募者の内面を知りたいという側面もありますが、単純に趣味特技欄に書かれたことを面接の話題作りに活用したい意図もあります。
字数の制限があり、深堀した内容が書けないケースは、その意図であることが多いようです。
医療業界、臨床開発職への就職を考えているのですが、特技と趣味の記述で印象を上げる方法はありますか?|「ES全般」の相談で寄せられた、以下の例文をみてみましょう。
200字以内にまとめたケースです。
【例文】
私の趣味は友達とランニングをすることです。
運動しながら友人と親密な会話を楽しむことで、心身ともにリフレッシュできます。
特技は初対面の方の顔と名前を短期間で覚えられることです。
大学時代には陸上競技サークルの新入部員15人の全員の顔と名前をわずか1日で覚えました。
この特技を生かすことで、その人の性格や人となりをいち早く理解し、良好な交友関係を築くことを常に意識しています。
こちらは医療業界・臨床開発職のエントリーシートに記載された内容です。
200字以内の制限があるため、185文字でまとめられています。
文字数の制限がある場合は、指定の9割を目安にまとめるようにしましょう。
この例文では深い印象を与えられるかといえばそうではなく、あっさりした内容にも思えますが、字数制限のある趣味特技欄への記載内容として悪くはありません。
マイナスの印象を与える要素はなく、面接の話題として広げていくには十分な内容が書かれているのではないでしょうか。
エントリーシートで簡潔に書く場合は、、面接で話題になった時に、話を膨らませるエピソードを用意しておきましょう。
改善点として挙げるのであれば「今後どういった事に活かしていけるか」を考えてみてください。
より「この人、うちの会社に合うかも」と思ってもらえれば、面接官からも興味を持ってもらいやすく、会話を広げやすいといえます。
エントリーシートの趣味特技欄の書き方【基本的な構成】

ここではエントリーシートの趣味特技欄を書く時の、構成について確認していきましょう。
以下が、基本的な流れです。
- 私の趣味はOOです。(結論を言い切る)
- その趣味で培われた特性や考え方(具体的なスキルがあれば尚良い)
- 趣味で培われたものを仕事(職種)でどのように活かしていくか
「登山が趣味」というケースで、基本構文を意識して作成した趣味特技欄が以下です。
【例文】
-
私の趣味は登山です。
大学1年の時に友人に誘われ始めたのですが、月に1回は時間を作って山に行くようにしています。
登る山によっては非常に体力を消耗しますので、安全に登山を楽しむためには日々のトレーニングは欠かせません。
また登山は自然が相手なので天候の変化があれば、状況を判断して当初の計画を変えなければならないこともあります。
このような登山の経験によって、私は忍耐強く自身を鍛えることと、適切な状況判断を身につけることができました。
登山に必要な道具を集めるのも楽しく、熱中できる要素の一つでもあります。
私は登山で培った忍耐力と状況判断力があれば、御社のOOの業務にも粘り強く取り組みながら、新たな発想による提案もできると思います。
先ほどの基本構成に当てはめると、以下のようになります。
- 私の趣味は登山
- 培ったのは忍耐力と状況判断力
- 粘り強くかつ柔軟な姿勢で仕事に取り組める
より良くするのであれば、登山を始めたきっかけや、登山道具の話はカットしてもよさそうです。
その代わりに、粘り強さや状況判断力が培われたと感じた際のエピソードを盛り込むと説得力が増すでしょう。
こちらのQ&Aでは、他のサポーターからも参考になるアドバイスがされていますので、ぜひご一読ください。
エントリーシートの趣味特技を書く時のポイント【例文あり】
ここではエントリーシートに趣味特技を書く際に、意識すると良いポイントを紹介します。
基本的にはあまり深く考えすぎなくてOK。
ただ、以下を意識することで印象の良い趣味特技欄が書けるでしょう。
- 人となりを知ってもらえるように工夫する
- 「この人と会って話してみたい」と思ってもらえるように書く
詳しく見ていきます。
人となりを知ってもらえるように工夫する
まずは例文を見てみましょう。
こちらの例文は「エントリーシート添削!趣味の経験を活かす方法は?|「自己PR」の相談」でご相談いただいた、IT業界・SE志望のエントリーシートの内容です。
【例文】
私が学生時代に最も打ち込んだことは、地元のサッカークラブの応援に行くことです。
県外の大学に進学したことで、地元のクラブの試合を直接観戦する機会が減りましたが、それでも応援に行きたいと考えたからです。
時間的な余裕がある大学生活を利用して、行ける地域の試合は全て足を運ぶことを目標にしました。
一人暮らしで予算に余裕が無い中で、アルバイトをして貯めたお金で、交通手段や宿泊先を工夫し、試合観戦だけでなく、地域の観光やグルメも楽しむ計画を立てました。
高速バスを利用したり、知人の家に泊まったりするなどして予算を抑えました。
その結果、行ける地域の試合には足を運ぶことができ、また全ての地域で観光をすることも出来ました。
この経験から、予算の制約の中でも効果的な計画を立てる能力と、目標に向かって行動する力を学び、目標達成に向けた情熱を育むことが出来ました。
「私が学生時代に最も打ち込んだことは」で始まっているため、ガクチカとしてサッカー観戦が書かれている印象を受けてしまいます。
ガクチカであれば、記載された内容から「仕事で活躍できそう」という印象を与えることが必要です。
その点において、この例文は「趣味特技」「ガクチカ」どちらのアピールも弱くなってしまっています。
対策としては、趣味特技欄は自分の人間性を知ってもらえる内容に振り切ることです。
その分、ガクチカは仕事での活躍を連想させる内容にして、メリハリを持たせましょう。
この例であれば、冒頭の一文を「私の趣味は地元サッカーチームの応援です」と変えてしまうだけで印象は大きく変わります。
その一文の後に、環境の変化で趣味の継続が困難になってもあきらめず、好きなことを続けるために努力したことが書かれています。
「好きなことにはとことん熱中できる」「困難があっても様々な工夫で、好きなことが継続できる」という「人となり」を知ってもらえるでしょう。
多くの採用担当者は「こうした人が“仕事”を好きになったら、もの凄い活躍をしてくれるのでは」と期待を寄せてしまうのではないでしょうか。
「この人と会って話してみたい」と思ってもらえるように書く
何度もお伝えしている通り、エントリーシートの趣味特技欄は、まずは悪い印象を与えないことが大切です。
加えて、面接で話題になることを想定して、話を振られた時に好印象を持ってもらえるエピソードを用意しておきましょう。
ただ、担当者に興味を持ってもらうことを意識すると、趣味特技欄で一歩リードできるかもしれません。
例文を見てみましょう。
【例文】
私の特技は、楽器の音色を聴き分けることです。中学・高校では吹奏楽部に所属し、最終学年では学生指揮者を務めました。
合奏練習では各パートの音色を分析し、バランスを整える役割を担い、この経験を通じて細部を聞き分ける力が養われました。
現在もオーケストラの演奏を聴くことが趣味で、楽器ごとの音の重なりや演奏者の表現意図を考えながら楽しんでいます。
この特技を活かし、細かな違いを見極める力を大切にしながら、仕事でも正確な分析や判断に努めたいと考えています。
まず「学生指揮者」という経験が、他の応募者とは一線を画しているため、担当者の興味を引きます。
周囲に経験している人が少ない自分独自の経験があれば、積極的に題材に選びましょう。
その後に続く文章も「各パートの音色を分析」や「バランスを整える」など、現状を把握する力や、それを良い状態にするための調整力を感じさせます。
最後に、培った能力をどのように仕事に活かしていくか、まで分かりやすく書かれているため、かなり好印象を持てる内容に仕上がっており、話を詳しく聞いてみたいと思わせます。
趣味特技欄に記載した内容で、担当者に「この人に会って話を聞いてみたい」と思われれば、大成功といえるでしょう。
上記の例文は、アドバイスの内容を反映しサポーターが添削したものです。添削前の文章が以下のQ&Aにありますので、比較してみてください。
エントリーシートの趣味特技欄を書く時の注意点
ここでは、エントリーシートの趣味特技欄を書く時の注意点を二つ紹介します。
無理に印象づけようとする必要はなく、悪い印象を与える恐れがある題材は避けるべきです。
以下の2点に注意してください。
- 目立とうとする必要はない
- マイナスの印象を与える恐れのあるものは避ける
詳しく見てみます。
目立とうとする必要はない
印象に残ろうとするあまり、特にそこまで好きでないことを、無理やり趣味として書くことはおすすめできません。
面接官が話題として広げようとしてくれても、話が弾まないばかりか、ちぐはぐな印象を与えてしまうことになります。
こちらの例文を見てみましょう。
【例文】志望業界:金融・共済
私の趣味はウォーキングです。
1時間程度、祖母と自宅周辺を散歩することが日課です。
当初健康維持が目的でしたが、季節の移り変わりや時間により町の雰囲気が変わることを発見したり、近所の方と関係を深めたりと現在は楽しみの1つとなっています。
入社後もウォーキングを継続し、心身のバランスを保ちながら貴組合の一員として活躍していきたいです。
「エントリーシートの趣味欄について、添削をお願いできますか?|「ES全般」の相談」にて、ウォーキングが趣味ということで、ありきたりすぎないかと相談がありました。
確かに、健康的な趣味ですが、エントリーシートに書かれて目立つ趣味かといえば、難しいかもしれません。
ただ、祖母と一緒にというエピソードからは、この応募者の人柄が想像できて好印象です。
また、志望業界が金融・共済であるため、ご近所との交流に関するエピソードは強みとしても作用します。
「年代問わずコミュニケーションを取れる」ということが伝わります。
年配者との接点が多い仕事で活かせる強みとして、一見地味でありきたりと思える趣味が活かされている例といえるでしょう。
マイナスの印象を与える恐れのあるものは避ける
こちらのQ&Aには「趣味特技を聞かれる意図が分からない」という相談が寄せられています。
企業が趣味特技を聞くのは、応募者の内面・人柄を知ることや、面接の話題作りである場合がほとんどです。
そのため、自分が楽しめるものであれば、どのようなことが趣味であっても、その人柄は伝わるため自由に書いて構いません。
ただ、こちらのQ&Aでサポーターがアドバイスしている通り、マイナスイメージに伝わる可能性があるものは避けてください。
お酒やギャンブルなど、好き嫌いが分かれる趣味が該当します。
履歴書の趣味特技欄には、どのような内容を記載すれば良いですか?|「その他」の相談に寄せられたサポーターのアドバイスをもとに作成した例文をご覧ください。
【例文】
-
私の趣味は居酒屋巡りです。
もともとお酒が好きで1人で飲みに行くことが多く、地元で古くから営業しているお店や、旅先で気になる居酒屋があれば必ず一度は行ってみるようにしています。
各地域でしか味わえない名物料理や地酒も魅力ですが、何より楽しいのが酒場でのコミュニケーションです。
初対面の常連客からおすすめを教わったり、年配者の話を聞くことで自分の世界が広がったりと勉強になることも多いです。
ここで培ったコミュニケーション力は、御社の営業職でも十分に活かせると思います。
コミュニケーション力のアピールも兼ねているのではないかと推測できます。
しかし、酒場のコミュニケーションが苦手な担当者であれば逆効果になりかねません。
また業界によっては、お酒にまつわる趣味は書かない方が賢明です。
例えば運輸系など、業務に運転がつきものの業界では、敬遠されるでしょう。
同様に、金融業界とギャンブルの趣味も相性が良くありません。
また、悪い印象を与えるものでなくても、その仕事に求められる資質とイメージが結びつきにくい趣味も、できれば避けた方が無難です。
例えば、高いコミュニケーション力とタフさが求められる営業職で、読書や映画鑑賞といった、一人でもできる内向的なイメージの趣味はそぐわないかもしれません。
まずは自分のありのままの趣味特技から文章を作成してみて、志望する業界や職種でマイナスイメージを与えないか、後から検証してみるとよいでしょう。
エントリーシートの趣味特技欄書き方の疑問にお答えします
意外と悩むのが、エントリーシートの趣味特技欄です。
多くの就活生が悩む疑問点二つにお答えします。
- 志望業界に関連するものにすべき?
- 印象アップするにはどうしたらいいの?
詳しく見ていきましょう。
志望業界に関連するものにすべき?
エントリーシートの趣味特技欄は、ありのままの趣味を書くべきか、志望業界に関連した趣味を書くべきか迷うところです。
通過率を意識した場合、ありのままの趣味を書くと「マイナスの印象を与えかねないか?」と感じるかもしれません。
こちらのQ&Aにも同様の悩みが寄せられています。
その時は、設問の意図を読み取る努力をしてみましょう。
例えば、制限の文字数が少ない場合は、単純に面接での話題づくりと考えているケースが多いようです。
反対に制限文字数が多く深堀した内容が求められる時は、違う意図があるかもしれません。
どうしても不安であれば、2つのタイプを用意するのも方法の一つ。
以下は「旅行」を題材に、両者を用意した例です。
【例文 ありのままの趣味】
私の趣味は、長期休みにリフレッシュを目的として国内外の旅行を鉄道を駆使して行うことです。
大学の初めは他の人に旅行の手配を頼んでいましたが、社会人になる準備として、自分で計画を立てる力を養う必要があると感じました。
大学2年生の夏に旅行好きの知り合いから指導を受けながら、観光地の選定や移動手段など旅行の計画を自分で立てていきました。
そして大学三年の夏には2週間の海外一人旅に挑戦し、最適な移動手段として鉄道を駆使して効率的な旅程を行い、現地では治安や文化の違いを踏まえた行動を心がけました。
この経験を通じて、計画性や自己管理能力が大きく向上し、これらは新しい環境や挑戦に柔軟かつ計画的に対応する力に繋がっていくと思います。
【例文 鉄道業界を意識した趣味】
私の趣味は鉄道を駆使した旅行です。
計画を立てるときは鉄道の移動時間や接続駅、荷物を持った状態での移動を考慮した上での乗り換え時間も視野に入れました。
鉄道の時刻表を決める指標は、現地で観光地や宿泊施設にアクセスしやすい駅を乗り継ぎ区間を含めた到着駅とし、大きい荷物での移動を最短にするようにしました。
また海外旅行の計画においては数日間の乗り放題パスを事前にアプリ経由で購入し、アクティベートの手続きを行ったことで切符を買うための時間や現地で混雑した窓口に並ぶ時間を削減する工夫をしました。
このようにスムーズな移動を実現することを意識し、時間管理能力や計画性を向上させることを行いました。
後者の方が、より志望する鉄道業界を意識した内容になっています。
どちらもよく書けており、いずれを提出しても良い印象を持ってもらえそうです。
このように両方で作成してみて、その会社の選考の傾向をリサーチしてから決めるのも一つの方法です。
ただ、趣味の欄は自分の人となりを伝える場ということを忘れないようにしましょう。
選考に合わせすぎてしまうと、その人自身のことがうまく伝わらなくなってしまいます。
自分の好きな趣味のことを活き活きと話している姿は、好印象を与えるものです。
発散できる趣味がある人は、メンタル不調に陥りにくいと考える採用担当者も少なくないため、没頭できる趣味があることは安心できる要素なのかもしれません。
印象アップするにはどうしたらいいの?
趣味特技欄の内容で、どのように書けば印象がアップするのか、悩みどころではあります。
強いて言うならば、主体性が感じられる内容にすることです。
以下二つの例文を比較してみてください。
【例文1】
趣味は旅行することです。
その地域のおいしいものを食べることが好きで、長期休みの期間にフィリピンや台湾に旅行に行きました。この趣味を通じて多様な価値観を知ることができ、受け入れる柔軟性が身につきました。
以下は、質問者様の文章をもとに、主体性が伝わるようにアレンジした一例です。
【例文2】
-
私の趣味は海外旅行です。
現地の人と触れ合うことで刺激を受けるため、長期休みを利用して海外に出かけました。言葉の壁はありますが、積極的に話しかけることで、十分な意思疎通ができたことは大きな発見です。
この経験により文化の違いや多様な価値観を知り、柔軟に受け入れる姿勢が身につきました。
海外旅行の趣味で得た成果が「多様な価値観が知れたこと」「柔軟性が身についた」ことであったとしても、プロセスに主体的な行動を入れることで印象が変わります。
【例文1】は単に旅行を楽しんだという印象が強くなりますが、【例文2】は自分から主体的に行動して、価値のある経験を求めた印象を受けるでしょう。
文字数の制限がなければ、多様な価値観に触れたエピソードなどを具体的に盛り込めば、より説得力が増すでしょう。
こちらのQ&Aには、他のサポーターも違う視点から様々なアドバイスがされていますので、ぜひご一読いただければ参考になると思います。
まとめ
何を書けば良いのか悩むエントリーシートの趣味特技欄。
あまり気負わずに書いた方が良いことが分かったのではないでしょうか。
最後にポイントを整理します。
- よほどのNGでない限りそれだけで落とされることはない
- 基本的にありのままを書いてもよい
- 好きなこと、得意なことから、人間性が伝わる
- 好きなことを活き活きと話している姿は好印象を与える
ぜひ、このポイントを理解して、魅力的な趣味特技欄を完成させてほしいと思います。
もし、何を書けば良いのか迷ったら、キャリエモンを活用してみてください。
キャリエモンのQ&Aには、就活生が抱えた悩みに対するプロの視点からのアドバイスが豊富に掲載されています。
あなたと同じ悩みに、プロのアドバイザーが回答しているかもしれません。
もちろん、あなたからの相談もお待ちしています。
キャリエモンのQ&Aを活用すれば、きっと、今あなたが抱えている悩みも解消し、新たな視点が生まれるでしょう。
あなたの魅力が伝わる趣味特技欄を完成させるために、無料サービスのキャリエモンを使わない手はありません。
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